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楽天「松井裕樹の後継者」は158キロ左腕・細野晴希(東洋大)だ! 地元・宮城の逸材も狙って剛腕投手陣形成へ!【緊急連載・ドラフト指名予想②】

2023.10.19


シーズン終盤に猛追するも、Bクラスに終わった楽天。石井 一久監督が退任し、今江敏晃新監督のもと、どのようなチームを目指していくのだろうか。まずは、戦力外通告者を見てみよう。

戦力外・塩見 貴洋投手(帝京五出身)
戦力外・髙田 萌生投手(創志学園出身)
戦力外・石橋 良太投手(明徳義塾出身)
戦力外・西口 直人投手(山本出身)
戦力外・小峯 新陸投手(鹿児島城西出身)*
戦力外・佐藤 智輝投手(山形中央出身)*
戦力外・福森 耀真投手(北九州出身)*
戦力外・引地 秀一郎投手(倉敷商出身)
戦力外・銀仁朗(炭谷 銀仁朗)捕手(平安出身)
戦力外・横尾 俊建内野手(日大三出身)
戦力外・エスタミー・ウレーニャ内野手
戦力外・銀次(赤見内 銀次)内野手(盛岡中央出身)
戦力外・西川 遥輝外野手(智辯和歌山出身)
(*は育成選手)

塩見、西川、銀仁朗、銀次と経験豊富なベテランが一気に構想外となり、右投手が6人も減った。また、クローザーとして長く活躍してきた松井 裕樹投手(桐光学園出身)が海外FAを行使する可能性もある。まさにチームが過渡期にあることがわかる。

細野が見せた「クローザー適正」

1位指名すべき選手は、言うまでもなく「ポスト松井裕樹」だ。
その筆頭には細野 晴希投手(東亜学園-東洋大)を推したい。8月、東京ドームで行われた高校日本代表との壮行試合では、158キロをマークしている本格派左腕だ。

今までさまざまな試合で細野のピッチングを見てきたが、先発よりもショートイニングの方が圧倒的に良い。
先発だと制球を意識するあまり、置きに行くような腕の振りになってしまうのだ。そうなるとストレートに力がなくなり、ボール球になることも多い。NPBではそんな投球スタイルは通用しないだろう。一方、ショートイニングでは出力を高めることを意識した投球スタイルになり、少々のボール球でも「強いストレート」を投げることができている。細野の適正はクローザーにあり、松井の抜けた穴を、十分に担える力も持っている。

もちろん・常廣 羽也斗投手(大分舞鶴ー青山学院大)、武内 夏暉投手(八幡南-國學院大)といった完成度の高い投手を指名する可能性もある。いずれにせよ上位指名は投手だろう。

地元・仙台育英に楽天向きの選手が2人!

また、6人戦力外となった右腕の枠には、大学生、社会人、独立あたりの速球派右腕の指名があるのではないか。若手投手たちの競争意識を高めるのが狙いだ。おすすめしたいのは、カットボールを器用に使う下村 海翔投手(九州国際大付-青学大)。制球力も高く、今の楽天投手陣にフィットしそうな投手だ。

野手では、21年に吉野 創士外野手(昌平)をドラフト1位するなど、トップスロペクトを指名してきた。近年は安田 悠馬捕手(須磨翔風-愛知大)、前田 銀治外野手(三島南)などスラッガータイプの指名が目立つので、守備型の選手でバランスを整えたい。

そこで地元の山田 脩也内野手(仙台育英)をおすすめしたい。U-18代表でもショートを守った。巧みなグラブ裁きに、軽快なフットワーク。木製バットで本塁打を打てるうえに、小技にも長けている。5年後には一軍定着も期待できる逸材ではないか。

また地元仙台の151キロ左腕・仁田 陽翔投手(仙台育英)の獲得も薦めたい。制球力に問題はあるものの、短いイニングならばほぼストレートだけで圧倒できるほどの球質の良さを持っている。

投手はパワーピッチャー、野手は守備型を獲得することで、チームのバランスがとれ、スケールも大きくなるだろう。

文/河嶋宗一(編集部主筆)

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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