高校時代、編入を経験した甲子園出場右腕が戦力外、通算1軍出場は2試合
日本ハムの姫野 優也投手(大阪偕星学園出身)の戦力外が明らかになった。
当初は天理(奈良)へ進学も、1年秋に大阪偕星学園(大阪)へ編入。その後、投手兼外野手として活躍した。投げては140キロ、打者としても長打を連発し、快足を飛ばすアスリート型プレーヤーとして注目を浴びた。最後の夏は大阪大会で大阪桐蔭を破る快進撃を見せ、甲子園に出場した。
15年ドラフトでは日本ハムから8位指名を受け、プロ野球人生をスタートさせたが、1軍では18年の2試合出場のみに終わった。
21年からは育成選手となりシーズン途中に投手に転向。150キロを超える剛速球右腕として注目され、今季は2軍で、17試合で防御率3.97、22.2回を投げ、24奪三振の成績を残した。三振を奪える武器をアピールしたが、1軍昇格には至らなかった。
潜在能力は高く、現役を続行するかどうか、注目される。