試合レポート

準々決勝 れいめい vs 鹿児島城西

2023.09.06


谷内 秀乃介(れいめい)

れいめいのエース谷内が力投!夏の雪辱果たす<鹿児島秋季大会>

<第153回九州地区高校野球大会鹿児島県予選:れいめい4-2鹿児島城西>◇5日◇準々決勝◇鴨池市民

れいめい谷内 秀乃介(2年)と、鹿児島城西濱永 優人(1年)の本格派右腕同士の好投で、序盤3回は両者無得点。ロースコアの展開になりそうな立ち上がりだった。

先制したのは鹿児島城西。4回、先頭の3番・谷口 虎太郎(1年)が右越え三塁打で出塁。5番・吉永 春琉(2年)の左翼線二塁打で1点を先取した。

れいめいはその裏、相手のエラーや四球も絡んで1死満塁とし、8番・岩森 蓮(2年)がフルカウントから左中間を破る走者一掃の三塁打を放った。9番・前平 兼伸(2年)がスクイズを決め、計4点を返し逆転に成功した。

鹿児島城西は9回2死から代打・西 隆之介(2年)、7番・瀬脇 尚旺(2年)の連続二塁打で1点を返したが反撃もここまでだった。

れいめいが夏、同じ準々決勝で敗れた鹿児島城西に雪辱した。

右腕エース谷内の力投が原動力になった。強打の鹿児島城西打線を6安打、2失点、10奪三振で完投。「出来は70点」と本人の評価は辛口だったが、湯田太監督は「悪いなりによくおさえてくれた」と力投をねぎらった。

今大会、4試合中、3度目の先発。初戦の大島戦は5安打12奪三振、3回戦の徳之島戦は3安打7奪三振でいずれも完封し、屈指の安定感を誇っていた。この試合は「ボールが先行し、思い通りに投げられていなかった」。四球は2つだったが、6回以降は3ボールとカウントを悪くすることも多く、139球と球数が多かった。

今大会初失点を喫したが、イニングの失点は1で抑えており、右打者の外角低めの直球を基本線に、縦と横のスライダーを織り交ぜて打たせて取る投球は最後まで途切れることなく、勝ちゲームに導いた。

「学校で3年生に会うと『甲子園に行けよ!』とよく声を掛けられる」という。「3年生の思いも背負い、仲間と力を合わせて勝ち上がる」のが、この秋のブレない目標だ。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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