巨人ドラ1・浅野が高卒1年目の岡本の安打数超え!打席の内容は2度目の昇格から進化
巨人ドラ1の浅野 翔吾外野手(高松商出身)が、8月31日の広島戦でプロ初のマルチヒットを記録し、高卒1年目ながら、1軍での安打数を7本とした。
岡本 和真内野手(智辯学園出身)の高卒1年目の6安打を超えたことになる。ちなみに2000安打達成の坂本 勇人内野手(光星学院出身)は1安打だった。
本塁打になった時の飛距離に定評はあるが、浅野は本質的にはコンタクト能力の高い中距離打者。2軍で5本塁打、6盗塁を記録しているように、トリプルスリーを狙える選手にいずれなっていくのではないか。
巨人高卒1位野手は順調にスター街道に乗れば、圧倒的な成績を残してきたが、高卒1年目から兆しを見せている。浅野の場合、レベルの高い投手への対応力の高さや、初球から果敢に振っていくこともできている。
1度目の昇格では1軍投手に面食らう感じが見られたが、2度目の昇格からは、自分のペースで打席に立つことができている。高卒1年目はまだ土台固めの時期と言われるが、この対応能力は驚くに値する。
9月以降も驚きのパフォーマンスを見せることができるか。ケガすることなく、シーズンを乗り切ってくれることを期待したい。