佐々木麟太郎がアメリカ留学なら、真鍋、佐倉ら一塁手スラッガーにとっては追い風?
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真鍋慧(広陵)、佐倉侠史朗(九州国際大附)
スラッガーとして今夏甲子園で注目された花巻東(岩手)の佐々木 麟太郎内野手(3年)が、アメリカ留学プランも検討していることが報道された。進路について選択肢を広げた形の佐々木が、仮にNPBを選択しなかった場合、ドラフト戦線にはどんな影響があるのか。
佐々木同様の一塁手スラッガータイプの選手にとっては追い風になると考える。
今年は高校に一塁手スラッガーが多い。高校通算62本塁打の真鍋 慧内野手(広陵)、高校通算31本塁打の佐倉 侠史朗内野手(九州国際大付)、高校通算49本塁打の明瀬 諒介内野手(鹿児島城西)、甲子園でも本塁打を放った仲田 侑仁内野手(沖縄尚学)の4人が今年の高校生を代表するスラッガーだ。
指名する側からすれば、一塁手タイプを多数指名する必要性はなく、指名から漏れるスラッガーが出る可能性はある。しかし、佐々木がプロ志望でなかった場合、この4人のスラッガーを「佐々木の枠」として指名する選択肢をとる球団もあるのではないか。
佐々木は1位でなければ獲れない選手だった。佐々木の進路決断はNPB12球団のドラフト戦略に大きく影響を与えるだろう。そこで生きる一塁手スラッガーは出てくるのか。