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世界一の高校日本代表が優勝会見!馬淵監督「スモールベースボールが世界的に通用することを示すことができた」

2023.09.11


初の世界一を達成した高校日本代表は11日、優勝会見を行った。

 馬淵監督は、今回の優勝について、
「スモールベースボールを掲げて、この野球が世界的に通用することを示したのは良かったと思います。
 今回、監督を要請されたときに、今回のような野球をやりたいと申し出て、その了解を得たので、足が速くて守れる選手の選考をおこないました。今回の優勝は、選手たちの頑張りとコーチ、アシスタントコーチのサポートなど周囲の支えがあったからこそ優勝できたと思います」と今回の世界一を振り返った。

 そして今大会の戦い方について問われた時、
「7回制なので、4回までリードすること。リードされると苦しい試合になりますので、今のルールならば、4回までリードすることを、ベンチの中で言い続けました。
そして野球はつくづく投手だなと。投手が良ければ勝負になる。決勝戦の前田くん(大阪桐蔭)の投球もそうですし、それを実感した大会でした」と投手の働きを評価した。

 小林 隼翔主将(広陵)は「チーム力で勝つといい付けてきて、今回の優勝は周囲のサポートや、日本ではテレビ越しで応援してくれた方々のおかげで勝てたことを、戻ってきたときに実感しました」と感謝の言葉を述べた。

 馬淵監督は今年のチームについて「本当に良いチームでした。日常生活などを含めても、代表にふさわしいチームでした」と絶賛した。

 これまで長年、日本の高校野球の強みとしてきたスモールベースボールが結実して掴んだ世界一を選手たちは噛み締めていた。

この記事の執筆者: 河嶋 宗一

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1 Comment

  1. 能見奏太

    2023-09-11 at 4:32 PM

    頑張ってください!

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