試合レポート

【鹿児島】2回戦 鹿屋農 vs 鹿児島南

2023.08.30


鹿屋農が初回5得点で主導権<鹿児島秋季大会>

<第153回九州地区高校野球大会鹿児島県予選:鹿屋農5-0鹿児島南>◇29日◇2回戦◇鴨池市民

鹿屋農は1回、無死二、三塁から3番・前田 一志(2年)、4番・田中 宗典(2年)が連続適時打を放つ。下位打線も勢いを緩めず、6番・安藤 快晟(2年)の左前適時打、9番・池田 久和(2年)の左前適時打で続き、打者10人で計5点を先取して、主導権を握った。

鹿児島南は1回途中から3番手でリリーフしたエース大谷 陽斗(2年)が2、3回は連続三者凡退で切り抜けて試合を立て直し、2回以降は追加点を与えなかった。

鹿屋農の左腕エース吉元 翔皇(2年)は先頭打者を確実に打ち取って、終始自分のペースで試合を組み立てた。被安打3、11三振を奪い、8回までは三塁も踏ませず付け入るスキを与えなかった。

9回、鹿児島南は1死から4番・今釜 楓(2年)が右越え三塁打を放ち、初めて三塁に到達して盛り上がったが、吉元が後続を断ち、最後まで本塁を踏ませなかった。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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