【鹿児島】1回戦 出水中央 vs 鹿児島中央
出水中央が7回2死から勝ち越し点<鹿児島秋季大会>
<第153回九州地区高校野球大会鹿児島県予選:出水中央5-1鹿児島中央>◇25日◇1回戦◇平和リース
出水中央と鹿児島中央の「中央対決」は4回まで両者無得点と、序盤は拮抗した展開だった。
試合が動いたのは5回。出水中央は2死から連続四球で一、二塁とし、重盗を仕掛ける。三塁悪送球となる間に二走・渡邉 元就が先制のホームを踏んだ。
その裏、鹿児島中央も2死二塁として1番・川﨑 太一が遊撃への内野安打。二走・永仮 健人が三本間で挟殺プレーとなったが、悪送球となり、同点のホームを踏んだ。
7回、出水中央は三盗失敗で2死走者なしとなり、好機が潰えたかと思われたが、そこから打線が粘る。中前打と四球で一、二塁とし、3番・村本 幸一郎が三塁線を鋭く抜く二塁打を放って勝ち越しに成功。4番・竹山 拳士郎も右前2点適時打で続き、計3点を勝ち越した。
8回にも1番・渡邉が左前適時打でダメ押しの5点目を挙げた。
先発・福脇 宗矩は8回まで5安打1失点で試合を作り、9回は2番手・渡邉が3者凡退で打ち取り、出水中央が「中央対決」を制した。
取材=政 純一郎