試合レポート

立志舎vs都立目黒

2023.07.15


8回コールド勝ちの立志舎は、今後も見逃せない要素がタップリ!

<第105回全国高校野球選手権東東京大会:立志舎10-0都立目黒(8回コールド)>◇14日◇2回戦◇大田スタジアム

立志舎都立目黒の一戦は、立志舎が3回に内野ゴロの間に1点を先制。4回にはエースの高橋 斗波投手(2年)の適時打で2点目。さらに6回にも高橋の2点適時二塁打で4対0として、8回には一気に打線が繋がり、一挙6得点。10対0で8回コールド勝ちして3回戦進出を決めた。

8回になってからは本来の打撃を発揮し、鋭い打球が飛んだ。

2年生エースの高橋は120キロ前半だが、変化球を器用に投げ分けることができる。8回から登板した2番手の左腕・恩知 晃雅投手(2年)は、高橋以上に球威のある直球を投げる投手だった。鋭く腕が振れ、来年以降が楽しみな投手だ。

現在、立志舎は70人以上の部員を抱え、激しい競争の末、ベンチ入りが決まったという。井町監督は各選手の良さを理解し、適材適所で選手を起用している。

1年生は25人。井町監督をはじめとしたスタッフ陣が選手たちを根気強く教え、しっかりと育てていることを知って、先輩と同じチームの後輩たちが入学するサイクルができ上がっているようだ。ベンチ外にも力のある選手がいるようで、いずれにしても今後も注目したい。

高橋斗波(立志舎)

高橋斗波(立志舎)

高橋斗波(立志舎)

田頭颯翔(都立目黒)

恩知晃雅(立志舎)

この記事の執筆者: 田中 裕毅

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.06.01

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.06.01

【愛知】報徳学園は豊橋中央にサヨナラ勝ち、豊川には黒星<招待試合>

2024.06.01

【東京六大学】早稲田大が大勝で7季ぶり優勝に大手!プロ注目スラッガー・吉納が2発、エース伊藤は8回1失点の快投見せる!

2024.06.02

福岡に逸材現る! ケガから復帰後即144キロ! 沖学園2年生エース・川畑秀輔に注目だ!

2024.06.01

センバツ出場の豊川がセンバツ準Vの報徳学園を破る!課題だった投手陣に手応え【愛知招待試合】

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.05.28

【鹿児島】鹿児島玉龍と樟南が8強へ<NHK旗>

2024.05.29

【宮崎】延岡学園と日章学園がともにタイブレークを制して4強入り<県選手権大会>

2024.05.28

【佐賀】佐賀商と龍谷が、ともにコールド勝ちで決勝へ<NHK杯>

2024.05.27

【鹿児島NHK選抜大会】開幕戦は延長11回に及ぶ激闘!川内商工が5点差をひっくり返し、逆転サヨナラ!

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得