News

【動画】日本代表監督経験のある名将が就任した徳島の公立校。新監督が選手たちに伝えていることとは

2023.06.09

 鳴門鳴門渦潮徳島商など公立勢が強さを発揮する徳島県で、今年、新体制で浮上を目指す学校がある。

 海部(かいふ)高校は、ソフトバンク・森 唯斗投手の母校でもあり、1964年に徳島海南として、センバツに出場し優勝している。

 この4月から新たに監督に就任したのが杉本泰彦監督だ。日本通運、西部ガス、東洋大で監督を務め、2009年にはアジア野球選手権大会日本代表とIBAFワールドカップ日本代表監督の経験もある。

 長年、ハイレベルなアマチュア野球の現場にいた杉本監督は高校野球の指導者になることは念願の夢だったと語る。社会人、大学野球の指導者時代に、後世に伝えられるよう、コーチングについてまとめ、ノートに書き留めていたことを再活用して、選手たちに伝えている。

 杉本監督は「高校野球の監督になるのは夢でしたので、まさか自分が使うとは思っていなかった」と振り返り、これまでの野球論を選手たちに伝えている。

 ポイントは「技術論はスマホの中に腐るほどあります。私ができることは、『野球とは、野球はどういうスポーツなのか』、それを伝えています」と原点に立ち返らせている。

 選手たちは「今まで知らなかったことを教わって、新鮮です」と語る。夏の目標は2勝。日本代表経験のある名将のもと、どんなチームを作っていくのか、注目だ。

(動画を見る)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得

2024.05.19

【宮崎】日章学園、富島、小林西などが初戦を突破<県選手権大会地区予選>

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.19

あのスターたちも春季関東大会に出場していた!モノが違った8人の逸材たち【主筆・河嶋宗一コラム『グラカンvol.20』】

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?