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センバツ初出場校 04年に済美がV達成も近年は苦戦中

2023.01.27

センバツ初出場校 04年に済美がV達成も近年は苦戦中 | 高校野球ドットコム
上甲 正典監督

センバツ初出場校 04年に済美がV達成も近年は苦戦中 | 高校野球ドットコム一覧
2022年各地区秋季大会の上位進出校
21世紀枠最終候補・各地区の推薦校
2022年各地区秋季大会の勝ち上がり

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 第95回選抜高校野球記念大会の選考委員会が27日に予定されている。

 今大会では中国大会準優勝の(山口)などが初出場に期待がかかる。前回大会はクラーク記念国際(北海道)、和歌山東(和歌山)、只見(福島)、丹生(福井)、大分舞鶴(大分)、有田工(佐賀)の6校が初出場を果たした。戦績は、和歌山東が初戦突破を果たすも、ほか5校は1回戦で姿を消した。

 過去5年でみても、初出場のチームは苦戦している。近年の最高成績は2018年の日本航空石川(石川)、2019年の筑陽学園(福岡)が記録したベスト8進出。中止となった2020年を除いた4大会では34校が初出場を果たしたが、24校が初戦敗退だった。

 センバツ初出場チームの躍進といえば、故上甲 正典監督の名が思い浮かぶ。1988年には宇和島東(愛媛)、2004年には済美(愛媛)を率いて初出場で初優勝を達成した。

 そのほかにも、2009年には花巻東(岩手)が現ブルージェイズの菊池 雄星投手を擁して準優勝を収める健闘を見せた。

 昨年の秋季大会の上位進出校の顔ぶれもみても、大阪桐蔭(大阪)、仙台育英(宮城)、東邦(愛知)といった甲子園常連校の強さが目立ったが、今春センバツではそんな常連校を打ち破るチームは現れるだろうか。

[page_break:【一覧】過去5年のセンバツ初出場校の成績]

■2022年 第94回大会 6校
クラーク記念国際(北海道)=1回戦敗退
和歌山東(和歌山)=2回戦敗退
只見(福島)=1回戦敗退
丹生(福井)=1回戦敗退
大分舞鶴(大分)=1回戦敗退
有田工(佐賀)=1回戦敗退

■2021年 第93回大会 10校
柴田(宮城)=1回戦敗退
専大松戸(千葉)=1回戦敗退
上田西(長野)=1回戦敗退
京都国際(京都)=2回戦敗退
聖カタリナ(愛媛)=1回戦敗退
長崎大崎(長崎)=1回戦敗退
八戸西(青森)=1回戦敗退
東播磨(兵庫)=1回戦敗退
具志川商(沖縄)=2回戦敗退
三島南(静岡)=1回戦敗退

■2020年 甲子園交流試合 5校
白樺学園(北海道)
加藤学園(静岡)
鹿児島城西(鹿児島)
帯広農(北海道)
平田(島根)
(センバツ開催中止により夏に交流試合を開催

■2019年 第91回大会 8校
札幌大谷(北海道)=2回戦敗退
啓新(福井)=2回戦敗退
筑陽学園(福岡)=ベスト8
大分(大分)=2回戦敗退
日章学園(宮崎)=1回戦敗退
石岡一(茨城)=1回戦敗退
富岡西(徳島)=1回戦敗退
熊本西(熊本)=1回戦敗退

■2018年 第90回記念大会 10校
明秀日立(茨城)=3回戦敗退
中央学院(千葉)=2回戦(初戦)敗退
日本航空石川(石川)=ベスト8
乙訓(京都)=3回戦敗退
おかやま山陽(岡山)=2回戦(初戦)敗退
下関国際(山口)=2回戦(初戦)敗退
松山聖陵(愛媛)=2回戦(初戦)敗退
富島(宮崎)=2回戦(初戦)敗退
由利工(秋田)=1回戦敗退
伊万里(佐賀)=2回戦(初戦)敗退

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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