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細野との東京都選抜バッテリー実現はあるか 慶大との4年越しに組むか

2022.11.23

細野との東京都選抜バッテリー実現はあるか 慶大との4年越しに組むか | 高校野球ドットコム
慶応義塾大・宮崎 恭輔捕手と東洋大・細野 晴希投手

 2023年のドラフト候補に挙がっている東洋大・細野 晴希投手(3年=東亜学園)。150キロを超える快速球を投げ込むことで、ドラフト1位候補に浮上している。その剛腕とバッテリーを組む姿を見たいのが、慶応義塾大・宮崎 恭輔捕手(3年=國學院久我山)だ。

 2人には共通点がある。2018年に東京都高校野球連盟が実施したキューバ遠征で編成した東京都選抜に呼ばれている。

 当時は、のちにプロ入りを果たした西武・井上 広輝投手(日大三出身)など20人の精鋭がキューバへ飛び立ち、異国の地で奮闘した。5試合で1勝3敗1分と勝ち越しはできなかったものの、いち早く世界を相手に細野と宮崎は対戦した。

 このとき、細野は3試合に登板したが、宮崎は捕手としてではなく、野手で試合に出場。バッテリーを組むことはなかった。もし今回の合宿で組むことがあれば、東京都選抜出身のバッテリーが実現することになる。東京の高校野球ファン、そして当時の連盟役員にとっても嬉しいことだろう。

 2人が正式に大学日本代表に選出されればチャンスはもっと増えるだろうが、まずは選考合宿の舞台で実現することを心待ちにしたい。

[page_break:【一覧】侍ジャパン大学代表候補選手]

【一覧】侍ジャパン大学代表候補選手

【右投手】
東北福祉大・後藤 凌寿(3年=四日市商
平成国際大・冨士 隼斗(3年=大宮東
立教大・池田 陽佑(3年=智辯和歌山
早稲田大・伊藤 樹(1年=仙台育英
明治大・蒔田 稔(3年=九州学院
中央大・西舘 勇陽(3年=花巻東
中央大・大栄 陽斗(3年=仙台育英
青山学院大・常廣 羽也斗(3年=大分舞鶴
日本体育大・箱山 優(2年=日体大柏
名城大・松本 凌人(3年=神戸国際大附
同志社大・真野 凜風(3年=天理
立命館大・谷脇 弘起(3年=那賀
大阪商業大・上田 大河(3年=大阪商業大高
九州共立大・坂元 創(3年=春日

【左投手】
星槎道都大・滝田 一希(3年=寿都
法政大・尾﨑 完太(3年=滋賀学園
國學院大・武内 夏暉(3年=八幡南
東洋大・細野 晴希(3年=東亜学園
関西大・金丸 夢斗(2年=神港橘
環太平洋大・徳山 一翔(2年=鳴門渦潮

【捕手】
上武大・進藤 勇也(3年=筑陽学園
早稲田大・印出 太一(2年=中京大中京
慶應義塾大・宮崎 恭輔(3年=國學院久我山
日本大・友田 佑卓(3年=九州学院
関西大・有馬 諒(3年=近江

【内野手】
慶應義塾大・廣瀬 隆太(3年=慶應義塾
早稲田大・熊田 任洋(3年=東邦
中央学院大・下山 昴大(3年=八戸学院光星
明治大・上田 希由翔(3年=愛産大三河)
國學院大・柳舘 憲吾(2年=日大三
筑波大・生島 光貴(3年=福岡福岡)
仙台大・辻本 倫太郎(3年=北海
明治大・宗山 塁(2年=広島広陵)
法政大・今泉 颯太(3年=中京大中京
東洋大・石上 泰輝(3年=徳島商
日本体育大・松浦 佑星(3年=富島
同志社大・川久保 瞭太(2年=桐蔭学園

【外野手】
山梨学院大・宮崎 一樹(3年=山梨学院
青山学院大・中島 大輔(3年=龍谷大平安
金沢学院大・井上 幹太(2年=神村学園
近畿大・野間 翔一郎(1年=大阪桐蔭
立命館大・桃谷 惟吹(3年=履正社
大阪商業大・渡部 聖弥(2年=広島広陵)
九州共立大・村上 裕一郎(3年=宇和島東

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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