News

侍ジャパン相手に快音連発 日本ハム期待の高卒4年目スラッガーの覚醒は来るか

2022.11.09

侍ジャパン相手に快音連発 日本ハム期待の高卒4年目スラッガーの覚醒は来るか | 高校野球ドットコム
野村佑希(日本ハム)

 先日行われた侍ジャパンとの強化試合で日本ハム・野村 佑希内野手(花咲徳栄出身)が2安打2打点の活躍を見せた。

 野村は2018年のドラフト会議で2位指名を受け日本ハムに入団した。花咲徳栄(埼玉)時の2017年には2年生ながら4番を任され、1学年上の清水 達也投手(現中日)、西川 愛也外野手(西武)らとともに甲子園優勝を経験。高校通算58本塁打の長距離砲として活躍を期待された。

 今年は打率こそキャリアハイを記録したものの、プロ入り後、毎年のように悩まされているケガに今年も泣いた。開幕前の春季キャンプで足首をケガし開幕に出遅れると、8月にも脇腹のケガのために約1か月の間、1軍を離れた。この離脱が無ければ2ケタ本塁打や100試合以上の出場も目前だっただけにチームとしても自身としても痛い離脱だった。

 野村は清宮 幸太郎内野手(早稲田実業出身)と共にチームの中心となることが期待される若手選手の1人。高校時代は両者とも長距離砲として名の知れた打者だったが、清宮とは異なり、野村は“右の中距離打者”として今年ブレークした先輩・松本 剛外野手(帝京出身)のような活躍が求められる。

 今年のドラフト会議では、大学に進学していた同年代がプロの世界に入ってきた。ケガ無く1年を通じて試合に出場することができれば間違いなく同世代の中でも活躍するだろう。来年はケガ無く1年を乗り切ってほしい。

(記事:編集部

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.18

【岩手】一関二、盛岡誠桜などが初戦を突破<春季大会>

2024.05.18

【関東】昌平・山根が2発5打点、東海大相模・4番金本が2ランなどで初戦を快勝、東海大菅生は山梨学院を完封<春季地区大会>

2024.05.18

【長崎】長崎西、島原中央などが初戦を突破<NHK杯地区予選>

2024.05.18

【春季関東大会】白鷗大足利・昆野が最速152キロを計測!前橋商の剛腕・清水はまさかの5失点…。チームもコールド負け!

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?