「学ぶことが多かった」パナマの監督が日本野球をリスペクト 森本は「パナマにはあまりいないタイプ」
パナマのリチャード・メディナ・デ・レオン監督
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米国・フロリダで行われている第30回 WBSC U-18ベースボールワールドカップで、日本代表は11日(日本時間12日)、パナマを相手に5対4のサヨナラ勝利を果たした。
「日本野球」らしさが光った。豪快さはないが、相手のミスから流れを引き寄せサヨナラ勝利をもぎ取った。
パナマのリチャード・メディナ・デ・レオン監督は「レベルが高かった」と日本代表を称賛した。「日本は守備もアグレッシブでミスが少なかった。逆に我々は四球やエラーで日本にチャンスを与えてしまった。そこが違いだった。学ぶことが多かったと思う」。ミスの少なさが勝敗を分けたと分析した。
森本 哲星(市立船橋)
さらに、特に「先発投手が良かった」と語った。先発の森本 哲星(市立船橋)について、「ストレート、変化球ともに質が良かった。無駄な球が少なくゾーンで力強く勝負できていた。同年代ではパナマにはあまりいないタイプの投手だった」と脱帽だった。
リリーフとして登板した野田 海人(九州国際大付)、山田 陽翔(近江)についても「2人ともストレートが強かった。背番号1番はスプリットも良かった」と語った。
打者陣についても「選球眼が良い」と評価した。特にサヨナラ犠飛を含む3打点を挙げた内海 優太(広島広陵)には「コンタクト力が良い。投手もゾーンで勝負するのが怖かったと思う」と日本の4番を称えた。
持ち前のディフェンスの強さを発揮した日本代表。悲願の優勝に期待したい。