【富山】高岡商9回2死からミラクル3連打で逆転、5大会連続甲子園＜29日の結果＞
高岡商ナイン ※写真は秋季北信越大会より
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2022年第104回全国高校野球選手権富山大会は29日、決勝が行われ、高岡商が壮絶な打撃戦の末、12対11で氷見を下し、5大会連続22度目の夏甲子園出場を決めた。
高岡商は3回までに序盤で6対0と大きくリードした。しかし、氷見は3回に3連打などで3点を奪うと、5回には杉木 龍成外野手（3年）の左越え3ランが飛び出すなど、一気に4点を奪って7対7の同点に追いついた。
その後、氷見が勝ち越すと、高岡商も追いつく展開。8回に氷見がスクイズで1点を勝ち越したが、高岡商ナインはあきらめていなかった。土壇場の9回に起死回生の逆転劇を見せる。宮内 一行内野手（3年）の右越え二塁打で同点に追いつくと、続く川尻 啓人投手（3年）の左中間への二塁打で逆転に成功。敗戦目前の2死走者なしからの3連打だった。
9回裏も無死三塁の絶体絶命のピンチにも無失点に切り抜けて頂点をつかみとった。
★決勝（富山市民）
高岡商
２０４０１０１２２＝12
００３０４１２１０＝11
氷見
【高】川尻、横江、桑名、川尻
【氷】青野、伊尾
▽本塁打 近藤（高）杉木（氷）
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