News

【動画】145キロ右腕は元外野手? 投手力際立つ群馬の強豪に注目

2022.06.14

 前橋育英健大高崎、さらには桐生第一といった勢力が群馬の高校野球をけん引するなか、割って入ろうと勢いに乗っているのが関東学園大附である。

 主なOBには楽天で活躍される岡島豪郎外野手がいる。今年のチームは秋ベスト4、春ベスト8と優勝には手が届いていないが、安定した成績が残っている県内屈指の強豪である。

 夏も注目校の1つに取り上げられる学校であることは間違いないが、その中でも注目したいのは投手力の高さだ。
 旧チームから活躍してきた堀越蒼空投手(3年)は、取材時点で最速145キロを計測する速球派投手。チームを支えるエースとして活躍が期待されるが、中学時代から突出した投手というわけではなかった。

 足利シニアでは外野手がメイン。投手としては2番手で、最速120キロ後半ほどだった。1年生の6月時点で134キロをマークしていたとはいえ、超一流という分類ではない。

 現在は県内屈指の投手となったが、関東学園大附が重要視する体の使い方を学び、自身のフォームについての理解を深めたことで、1年生の冬を越えて140キロの大台に到達。そして145キロまで伸ばすことに成長した、

 高校に入って10~15キロのスピードアップの成長ぶりには堀越自身も入学時点では想定しなかったとのことで、関東学園大附で成長できたことを改めてかみしめていた。

 夏の大会ではエースとして「チームを勝たせる投球をしたい」と話をしていたが、有言実行となるか注目したい。
 そんな堀越の投球映像などがまとめられた特集は、高校野球ドットコムの公式YouTubeチャンネル内で配信されている。

(動画を見る)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.27

【鹿児島NHK選抜大会】伝統の「中玉戦」は鹿児島玉龍の完封勝ち!

2024.05.27

【鹿児島NHK選抜大会】出水工が延長に及ぶ激戦を制して、サヨナラ勝ち

2024.05.27

【鹿児島NHK選抜大会】開幕戦は延長11回に及ぶ激闘!川内商工が5点差をひっくり返し、逆転サヨナラ!

2024.05.27

【鹿児島NHK選抜大会】樟南vs鹿児島商 かつて「御三家対決」は、樟南が逆転勝利!

2024.05.28

春の福岡地区を制した沖学園(福岡)、勝利のカギは異例の「決勝直前沖縄合宿」だった

2024.05.26

【春季関東大会】常総学院・中村虎汰郎が二刀流の活躍で決勝進出に貢献!9回にはサヨナラに繋がるヒット!投手としてはセンバツ後に再転向で連日の好リリーフ!

2024.05.22

【愛知・全三河大会】三河地区の強豪・愛知産大三河が復活の兆し!豊川を下した安城も機動力は脅威

2024.05.22

【春季関東大会】センバツVの両エース打ちで勝利に貢献!逆転タイムリー放った池田翔吾(常総学院)は指揮官も絶賛の打棒の持ち主!

2024.05.23

【鹿児島NHK選抜大会展望】本命・神村学園、対抗馬・鹿児島実、2強の牙城を崩すのは?

2024.05.22

【福島】学法石川と聖光学院が4強入り、準決勝で激突<春季県大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商