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U-15代表が3名、甲子園組も多い今年の立教大の新入生が凄い!

2022.03.31

U-15代表が3名、甲子園組も多い今年の立教大の新入生が凄い! | 高校野球ドットコム
立教大・小畠一心

U-15代表が3名、甲子園組も多い今年の立教大の新入生が凄い! | 高校野球ドットコム主な大学野球新入生一覧
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 東京六大学野球連盟に所属し、華のある選手が揃うチームとして話題の立教大。今年も華のある選手が多く入学した。甲子園出場選手、地方の逸材など注目選手を紹介していきたい。

 まず紹介するのは智辯学園(奈良)出身の小畠一心投手だ。オール住之江ヤング時代から140キロ近い速球を投げており、U-15代表を経験。高校1年春からベンチ入りし、甲子園デビュー。高校3年では先発、リリーフと活躍し、見事に甲子園準優勝に貢献した。コンスタントに140キロ前半の速球に、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げ分けてゲームメイクでき、即戦力として活躍が期待できそうだ。

 竹中 勇登投手(大阪桐蔭)も小畠投手とともにU-15代表を経験し、威力ある直球を投げていた。高校時代では、3年春の公式戦から先発投手として投げる機会も増え、中心投手として活躍した。140キロ前後の速球と切れ味鋭いスライダーを武器にゲームメイクできるのが強みで、小畠と同じく、社会人対抗戦でベンチ入り。活躍を期待したい。

 前野 唯斗投手は佼成学園(東京)時代、最速142キロを誇る速球派右腕として活躍。球速表示以上に勢いのある直球を投げるのが印象的だ。さらに佼成学園では文系コースで2年の時はオール5。文武両道についても話をしてくれた。立教新座から最速138キロ右腕・高橋龍太郎投手が入部。力強いリリースで質の高い球を投げ込む。同期には甲子園を経験した選手も多いが、まずは結果を残してベンチをつかめるか注目したい。

 仙台育英(宮城)出身の吉野蓮投手は高校時代、投げては140キロ後半、打者としては本塁打量産の二刀流だったが、大学では投手登録。投手としてどんな活躍を見せるか注目だ。

 西川 侑志捕手は神戸国際大附(兵庫)時代、正捕手として春1勝、夏ベスト8に導いた。パンチ力のある打撃と堅実なスローイングで、捕手として総合力が高く、今年入学した選手の中でも中心選手の活躍が期待できそうだ。2季連続で甲子園を経験し、好投手の持ち味を引き出した北田 大翔捕手(広島新庄)にも注目だ。

 川越東(埼玉)出身の矢矧 慶多捕手は、遠投100メートル超えの強肩とパンチ力ある打撃が持ち味の好捕手で、文武両道を実践しながら、2年秋はベスト8、3年夏は4回戦と、中心選手として活躍した。

 鈴木 唯斗外野手は東邦時代、愛知県屈指のスラッガーとして注目された。今年の入学選手でもNo.1の長打力があり、4年間でNPBが狙える選手へ成長できるか注目だ。中京大中京時代は、巧打の外野手として評価されていた桑垣 秀野は昨年、センバツ4強を経験している。

 國學院久我山(東京)の内山 凜外野手は、3年春の都大会で3試合連続弾を放った経験もある左の巧打者で、大きく活躍を期待される。白金 凌外野手(立教新座)は高校時代、三塁手では軽快な守備を見せると、打席では上手くボールの下半分を捉えて痛烈な打球を飛ばしていく、堅守強打の内野手という印象が強かった。登録は外野手となっているが、ベンチ入り、スタメンをつかめるか楽しみだ。

[page_break:立教大の新入生一覧]

【投手】
大越 怜 (東筑)
小畠 一心 (智辯学園)
加門 虎太朗 (神戸国際大附)
髙橋 龍太郎 (立教新座)
竹中 勇登 (大阪桐蔭)
外山 勇輝 (沼田)
永名 悠平 (成田)
鳴坂 隼 (都城東)
野村 陸翔 (立教池袋)
平本 龍太郎 (鎌倉学園)
前野 唯斗 (佼成学園)
吉川 大輝 (立教池袋)
吉野 蓮 (仙台育英)

【捕手】
北田 大翔 (広島新庄)
鈴木 暉 (立教新座)
西川 侑志 (神戸国際大附)
村川 潤 (長崎西)
矢矧 慶多 (川越東)

【内野手】
南 純輝 (清教学園)
小牧 叶太 (立教池袋)
南木 力斗 (立教新座)
三宅 義人 (立教新座)
荒井 幹太 (立教新座)
小原 大毅 (立教池袋)

【外野手】
朝田 耕司 (藤井)
井上 陽向 (東明館)
内山 凜 (國學院久我山)
北田 峻都 (報徳学園)
桑垣 秀野 (中京大中京)
白金 凌 (立教新座)
鈴木 唯斗 (東邦)
中本 隼太 (桐光学園)
宮本 兵馬 (静岡)
山形 球道 (興南)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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