日本代表対決に注目 第3試合は日の丸経験者同士が激突か
左から辻田旭輝、香西 一希、尾﨑 悠斗
トーナメント表
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1日順延して大会がスタートするセンバツ。開幕カードから浦和学院(埼玉)が登場するなど最初から目が離せない試合が続くが、大会第1日の注目カードは第3試合のクラーク記念国際(北海道)と九州国際大付(福岡)の対戦ではないだろうか。
どちらも2021年の明治神宮大会に出場した地区の優勝校。両チームともにハイレベルなチームなだけに、好ゲームが繰り広げられることが期待される。明治神宮大会でも対戦していることも相まって注目度が高まっているが、日本代表対決も実現する可能性がある。
クラーク記念国際の辻田旭輝投手(3年)は、2019年のシニア日本代表に選出。現在は最速148キロをマークし、今大会でもトップクラスのスピードボールを操る速球派右腕だ。強打・九州国際大付を抑えることになれば、評価は急上昇することになるだろう。
そんな辻田と対戦する九州国際大付には2人の日本代表経験者がいる。
遊撃手で、明治神宮大会でも出場した尾﨑 悠斗内野手(3年)がU-15代表を経験している。当時は投手として選出された尾﨑は、辻田との明治神宮大会での対戦でも安打を1本放っている。
もう1人、エース・香西 一希投手(3年)がNOMO JAPANに選出された。クラーク記念国際との神宮大会での対戦では、1失点で完投勝利。辻田に安打1本許したものの、投手としては投げ勝った。
中学時代に日の丸を背負った3人。センバツの舞台でどんな対決を見せてくれるのか。その瞬間を楽しみにしたい。