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聖地でスピードスターぶりを発揮できるか?秋10盗塁をマークした岩手と広島の韋駄天から目が離せない!

2022.03.15

聖地でスピードスターぶりを発揮できるか?秋10盗塁をマークした岩手と広島の韋駄天から目が離せない! | 高校野球ドットコム
八幡大介(広島商)、菊池 敏生(花巻東)

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 いよいよ第94回選抜高校野球大会([stadium]阪神甲子園球場[/stadium])が18日に開幕する。全国から選抜された32校が、自分たちの練習の成果をぶつけ合う。

 大会参加選手のなかから、さまざまなランキングを試みたが、今回は盗塁数を紹介したい。昨年秋の公式戦でマークした盗塁数のランキングは以下の通りとなった。

<盗塁数上位ランキング>
1位 10 菊池 敏生外野手(花巻東=14試合)
     八幡 大介外野手(広島商=11試合)
3位 9  上田 太陽内野手(國學院久我山=9試合)
4位 7  伊藤 成大内野手(大垣日大=12試合)
     海老根 優大外野手(大阪桐蔭=15試合)
     藤森 康淳内野手(天理=8試合)
     中川 将心外野手(広陵=14試合)
(すべて3年生)

 公式戦の試合数が地域、学校ごとに違うため比較にはならないが、単純に数字だけをみれば、花巻東の菊池敏と広島商の八幡がトップで並んだ。昨年秋は主に菊池敏は7番、八幡は2番を任された。チームの脇役たちが足でセンバツ切符に大きく貢献した。

 菊池敏は盗塁だけでなく俊足で打率も稼ぐ。左打者のいわゆる「走り打ち」で、内野ゴロでも一塁セーフにしてみせるのだ。昨年秋の明治神宮大会初戦の國學院久我山戦では、正面の遊撃ゴロで一塁へのヘッドスライディングしてセーフとなった。やや遊撃手が余裕をもって送球したとはいえ、正面の強い当たりだった。昨年秋の公式戦の打率は.400。初戦の相手となる市立和歌山も内野布陣を考えないといけないかもしれない。

 八幡は11試合で10盗塁。50メートル走6.0秒の俊足の持ち主で、162センチ、62キロの小柄な体格ながら、昨年秋の公式戦では打率.533、12四死球、6犠打と、チームのいわば縁の下の力持ちにもなっていた。

 國學院久我山の上田主将は9試合で9盗塁をマークした。昨年11月下旬、イチロー氏(マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクター)のサプライズ指導を受け、走塁面での技も磨いてきた。偉大な選手からの教えを聖地で披露することができるか。

 派手な投球、豪快なスイングに目が行きがちだが、軽やかな足をいかしたプレーにも心が動くことは高校野球ファンなら分かるはず。スピーディーなプレーにも注目してあげてほしい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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