3年連続で大阪桐蔭出身のセンバツ経験者が入学 強豪・東洋大の過去3年間のセンバツ出場者
岩崎峻典(履正社出身)
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■東洋大の新入生は逸材揃い 140キロ超え右腕、センバツ準優勝左腕、両投げ両打ちの個性派選手など
戦国東都、東都大学野球連盟に所属する東洋大。現在2部に所属しており、今度の春季リーグ戦は1部昇格に向けて他大学のライバルとしのぎを削ることになる。今年はプロ注目の大型右腕・羽田野 温生投手(汎愛出身)に注目されるが、今回は東洋大の過去3年間の入学者で、高校3年間でセンバツに出場もしくは、ベンチ入りを果たした選手たちを見ていきたい。
新3年生となる2020年入学組は4人がセンバツと関わりがあった。
京都の誇る名門・龍谷大平安(京都)でプレーしていた野沢 秀伍投手と水谷 祥平外野手の2人。さらに大阪桐蔭(大阪)・宮本 涼太内野手や、津田学園(三重)の阿萬田 琉希捕手が春の大舞台を経験していた。
3年間で最多となる9人がセンバツを知っていたのが2021年の入学者たちだ。
甲子園交流試合も対象にしたが、履正社(大阪)時代の甲子園優勝投手になった岩崎 峻典投手、そのライバル・大阪桐蔭でプレーしていた船曳 烈士内野手、さらに甲子園交流試合で大阪桐蔭と戦った東海大相模(神奈川)の加藤 響内野手など、全国で結果を残した逸材が東洋大の門を叩いた。
4月から東洋大入りを果たす2022年の入学組では6人が該当。投手では、巨人・太田 龍投手の弟で注目され、明豊(大分)のセンバツ準優勝に大きく貢献した左腕・太田 虎次朗投手。捕手では、智辯学園の植垣 洸捕手と天理の政所 蒼太捕手と奈良の2大勢力の正捕手が揃って入学することになった。
野手では北海(北海道)・宮下 朝陽内野手や仙台育英(宮城)・八巻 真也内野手、そして大阪桐蔭の花田 旭外野手と全国各地の名門校で主力として活躍した逸材たちが東洋大のユニフォームに袖を通す。
センバツでも活躍した逸材たちが、大学の舞台でも輝きを放てるか楽しみだ。
<2021年入学組>
【投手】
岩崎峻典(履正社)
加藤慶大(龍谷大平安)
【内野手】
奥村 真大(龍谷大平安)
加藤 響(東海大相模)
中島 優月(桐生第一)
船曳 烈士(大阪桐蔭)
三田 智也(智弁学園)