【中日】19年ノーノー、20年沢村賞左腕が1500投球回に挑戦
中日・大野 雄大投手
プロ野球界の2022年シーズンがスタートする。開幕は3月25日。2月1日のキャンプインから12球団が開幕に向けての準備期間に突入する。
今季の見どころとして、今シーズン中に達成されそうな記録がある。今季はどんな記録がかかっているのか。各球団ごとに投手と野手に分けて紹介していく。
今回は中日の投手。今年でプロ12年目を迎える大野 雄大(京都外大西出身)が、節目の1500投球回に迫っている。現在は通算1341.2回で、残り158.1回。ここ3年はシーズン140回以上はマークしているだけに、十分に到達可能だろう。
2010年ドラフト1位で中日に入団。同期には、昨季限りでユニホームを脱いだ元日本ハム・斎藤 佑樹氏(早稲田実業出身)がいる。大野雄にとってプロ入り時は大きな存在だったが、プロ入り後は逆に斎藤を大きく突き放して76勝を積み上げた。2019年にはノーヒットノーランを達成。2020年には沢村賞を受賞した。これまで3度、リーグ最多のシーズン投球回をマークするなど、ドラフト同期のメンバーでは最多の投球回を誇る左腕が、同世代投手をリードしていく。
その他、中日投手の達成がかかる主な記録は以下の通り。
<中日で今季プロ入り後、10年目以上を迎える投手>
※2022年支配下登録で育成、MLB期間含む。カッコ内は出身高校。
14年目 谷元 圭介(稲生)
13年目 岡田 俊哉(智辯和歌山)
12年目 大野 雄大(京都外大西)
11年目 田島 慎二(中部大一)
10年目 福谷 浩司(愛知横須賀)
松葉 貴大(東洋大姫路)