News

巨人、20年のドラ1右腕・平内龍太もキャンプ1軍 奪三振能力の高さを発揮してブレークするか

2022.01.24

巨人、20年のドラ1右腕・平内龍太もキャンプ1軍 奪三振能力の高さを発揮してブレークするか | 高校野球ドットコム
亜細亜大時代の平内 龍太投手

 プロ野球は2月から、いよいよキャンプを始める。セ・リーグの覇権奪還を目指す巨人は、キャンプのメンバー振り分けを発表。S班から3軍までの4グループに分かれて2022年もキャンプがスタートすることになった。

 ケガでルーキーイヤーに登板機会がなかった山崎伊織投手(明石商出身)の1軍スタートに注目が集まっているが、同期入団のドラ1・平内龍太投手(神戸国際大附出身)も1軍でプロ2年目のキャンプをスタートさせることが決まった。

 最速156キロのストレートを武器にした本格派右腕として、亜細亜大で一気に才能が開花。周囲から大きな期待を寄せられてプロの世界へ飛び込んできたが、1軍では3試合の登板で勝ち星なし。多くの時間をファームで過ごし、腕を磨いてきた。

 2年目の2022年シーズンは、プロ入り後に培った技術をいかんなく発揮してほしいが、ファームではすでに一定の結果を出したといってもいい数字が並んでいる。

<2021年ファームの成績>
38試合登板 5勝4敗6セーブ 防御率3.13
60.1回 被安打47 四球17 死球6 奪三振56 自責点21
K/BB3.29 奪三振率8.26

 防御率に関しては、規定投球回数に届いていないためランキングから外れているが、リーグ全体4位相当の結果を残している。K/BBや奪三振率も、高水準の成績といっていい数字が出ている。少ない登板機会だったものの、存在感を発揮したといっていいだろう。

 山崎とともに一気にブレークすることができるか。2020年のドラフト1、2位コンビで巨人の次世代の主力投手の候補に名乗り出るか注目だ。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.26

【春季関東大会】常総学院・中村虎汰郎が二刀流の活躍で決勝進出に貢献!9回にはサヨナラに繋がるヒット!投手としてはセンバツ後に再転向で連日の好リリーフ!

2024.05.26

【春季近畿大会】大阪学院大高のプロ注目ショート・今坂幸暉は3打数無安打。「第1打席がすべて」と悔やむも好守備に手応え

2024.05.26

【春季関東大会】超強力打線・帝京の快進撃が止まる! 白鷗大足利の山口・昆野を攻略できず、13年ぶりの夏への課題は「大黒柱の育成」

2024.05.26

【島根】開星、出雲が各地区で優勝<各地区大会>

2024.05.26

【宮城】仙台育英が投打に圧倒して5大会連続28回目のV<春季県大会>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.26

【春季関東大会】常総学院・中村虎汰郎が二刀流の活躍で決勝進出に貢献!9回にはサヨナラに繋がるヒット!投手としてはセンバツ後に再転向で連日の好リリーフ!

2024.05.22

【愛知・全三河大会】三河地区の強豪・愛知産大三河が復活の兆し!豊川を下した安城も機動力は脅威

2024.05.22

【春季関東大会】センバツVの両エース打ちで勝利に貢献!逆転タイムリー放った池田翔吾(常総学院)は指揮官も絶賛の打棒の持ち主!

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商