鷺宮製作所の151キロ右腕が大卒3年で退部。BC群馬で挑戦
東海大浦安時代の平川裕太投手
鷺宮製作所・平川裕太(東海大浦安-国際武道大)がBC群馬へ挑戦する。
平川は東海大浦安時代、3年春に関東大会に出場。最後の夏は習志野を破るなどベスト4入り。 当時は真っ向から振り下ろす。
オーバーハンドで130キロ台だったが、国際武道大では伸びのある140キロ後半の速球を投げるまでに成長し、3年春(17年)、4年春(18年)と2年続けて大学選手権準優勝に貢献した。プロから注目されたが、鷺宮製作所入り。都市対抗、JABA公式戦など数多くの公式戦を経験したが、ドラフト指名に至らなかった。大卒3年目を終えての退社しての独立リーグ挑戦なので、野球人生をかけたシーズンとなる。
21年の公式戦では21回を投げ、28奪三振、8失点と社会人でも投球回以上の三振を奪える実力がある。BC群馬にとっては大きな戦力が入ったことになる。
(記事=河嶋 宗一)