高川学園vs小松大谷は歴代最遅の試合開始・終了時間に!<15日の結果・トーナメント表>
河野 颯(高川学園)
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15日、第103回全国高校野球選手権大会は3日間の順延を挟み大会第3日を迎え、1回戦4試合が行われた。
3時間遅れとなる11時から試合開始した第一試合は明桜が帯広農に4対2の逆転で勝利した。明桜の風間球打は今大会最速となる150キロを計測。10奪三振完投で再戦を制した。
第二試合は明徳義塾がサヨナラで名門対決を制した。県立岐阜商は1点ビハインドで迎えた8回、松野匠の適時打で同点に追いつく。しかし9回、明徳義塾は二死2塁の好機で森松 幸亮が中越えへ運び、3対2で接戦を制した。
春の選抜の開幕戦と同カードとなった第三試合は神戸国際大附が2対1で接戦を制した。北海のエース左腕・木村大成は9回152球2失点の粘投も春の雪辱とはならなかった。
第四試合の高川学園vs小松大谷の一戦は7対6で初勝利を収めた。主催者によると、試合時間が確認できる第35回大会以降、101回大会まで、最も遅い試合開始時刻は第47回大会の1回戦・報徳学園(兵庫)vs広陵(広島)で午後6時50分。
そして、最も遅い試合終了時刻は第50回の1回戦の津久見(大分)vs高岡商(富山)。延長12回まで及んだ一戦は午後9時27分だった。
この試合は試合開始が19時10分、試合終了時間は21時40分と歴代で最も試合開始が遅く、試合終了が遅い歴史的な試合となった。さらに高川学園の全国初勝利と歴史的な一戦となった。
翌16日も1回戦4試合が行われる予定。なお順延の影響で第8日まで1日4試合を行うスケジュールとなった。
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