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夏の甲子園、休養日を増やし計3日設定!

2021.04.28

夏の甲子園、休養日を増やし計3日設定! | 高校野球ドットコム
夏の甲子園のスケジュールが変更 ※写真は選抜優勝の東海大相模

 日本高等学校野球連盟(日本高野連)は28日、オンライン形式で令和3年度第1回理事会を開き、今夏の第103回全国高等学校野球選手権大会で休養日をこれまでの2回から3回に増やすことなどを決めた。

 甲子園大会の休養日は2013年夏に準々決勝と準決勝の間に導入され、19年夏に準決勝と決勝の間にも設けられ2回となった。今回は大会11日目の3回戦終了日と12日目の準々決勝の間に設けられる。これにより、日程通りに大会が進めば、連戦がなくなる。休養日が増えたことにより、開幕は8月9日、決勝は25日の予定となる。順延が相次いだ場合にどの順番で休養日が消滅するかは今後検討される。

 試合日ではこれまで大会5日目と9日目が3試合日として設定されてきたが、今大会から5日目を4試合日にして、かわりに7日目が3試合日となることが決まった。

 また今大会に限り、出場校が甲子園入りするまでの間に調整を目的とした練習試合が認められることになった。これは東京五輪のため例年よりも全国大会開幕が遅く、代表校決定から大会初戦まで日程が空くケースが増えることに配慮したためで、新型コロナの影響で東京五輪の延期、甲子園中止となった昨年も練習試合が認められるようになっていた。
練習試合は甲子園入りするまでの間ということで、代表校と同一都道府県内の加盟校で試合をすることが可能になる。甲子園へ向かう途中や甲子園滞在中、同一都道府県外の加盟校、大学生とは試合をすることができない。これは昨年取り決められたものがそのままスライドされる。

 今夏の地方大会の日程は今後、各地区で運営委員会が開かれて正式決定していくが、各都道府県の年間予定では、沖縄大会の決勝が7月18日と最も早く設定され、最後に代表校が決まるのは東東京大会と西東京大会の8月2日(予定)となっている。

 理事会では、新型コロナウイルス感染拡大に伴う、各糖度府県高野連の春季大会や地区大会などの状況が報告され、今後も各都道府県高野連と情報共有や情報把握をして、第103回全国高等学校野球選手権と同地方大会、ならびに第66回全国高等学校軟式野球選手権大会へ向けて備えることが確認された。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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