U-15代表経験左腕エース擁する東海大菅生が紅白戦!
本田峻也(東海大菅生)
選抜開幕まで1か月を切った2月21日、東京王者・東海大菅生は紅白戦を実施。この試合で最速143キロのエース・本田峻也が今シーズン初実戦に挑んだ。
午前中はにこやかにランメニューをこなしていたが、「試合前から少し緊張していました」と気持ちが高ぶっていたとコメント。正捕手・福原聖矢とのバッテリーで控えメンバー中心のBチーム相手に登板。先頭の橋本唯塔に四球を与える立ち上がり。2番・藤井颯太は三振に斬るも、二死二塁から4番・多井耶雲にタイムリーを許すなど1回を投げて、1四死球1奪三振1失点という内容で初実戦を終えた。
一冬通じて各球種の改良。さらに球速アップのために、ピッチングフォームも見直してきたとのこと。現在も試行錯誤は続くところだが、その中での初実戦でも得られた収穫はあった。
「初めての登板でしたが、どのボールもしっかり腕を振ってどの打者にも自分の投げたいボールをコーナーに投げ分けることが出来たのは良かったと思います」
その一方で反省点については、「昨秋と同様に四球で出したランナーをホームに返してしまった」ことを挙げた。今後も紅白戦、そして3月からは練習試合も解禁となるが、実戦を積んで選抜に照準を合わせながら調子をあげていくことになる。
「周りから見ても一番と言われるピッチャーになりたい」という目標を掲げた本田。チームそして自身も日本一になるため、選抜に向けて調子をあげていく。
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