News

鹿児島ナンバーワン左腕など鹿児島注目の7人の逸材たち

2021.02.09

鹿児島ナンバーワン左腕など鹿児島注目の7人の逸材たち | 高校野球ドットコム
神村学園の注目左腕・泰勝利

 21年度の鹿児島県の逸材を紹介していきたい。

泰勝利神村学園
西田恒河樟南
城下拡(鹿児島実業)
乗田元気鹿児島城西
堀峻太朗鶴丸
永井聖也国分中央
安田秀太郎大島

 19年、20年の夏の大会でも優勝。近年の鹿児島をけん引する神村学園は最速146キロを誇る速球派左腕・泰勝利に注目。九州大会でも目を引く速球を投げ込み、3月から開催される九州大会予選では、九州地区のスカウトがセンバツ甲子園と並行して視察するであろう逸材。

 樟南西田恒河もゲームメイク能力が高く、期待の好左腕。鹿児島実の1年春から経験する城下拡はU-15代表経験をしている好捕手。打者としても安打を重ね、チャンスメイクに徹する、上位校に対抗するには城下のインサイドワークが重要となる。昨夏、交流戦出場の鹿児島城西では前チームから出場するけん引する乗田元気は小柄ながらパワフルな打撃と俊敏な守備が持ち味のショートストップだ。

 峯山叶聖鹿屋中央)は常時130キロ台の快速球を投げ込み、実力校を抑え、秋ベスト4に導いた本格派右腕だ。

 そして公立校では、秋早期敗退ながら堀峻太朗鶴丸)に注目。県内でもトップクラスの速球派右腕としてポテンシャルの高さを高く評価されている。
 昨夏、公立校の雄として決勝進出した国分中央は前チームから正捕手を経験する永井聖也は昨秋の県大会でも4番打者として勝負強い打撃を見せ、2回戦の鹿児島情報戦では3打点の活躍を見せるなど、今春以降も躍進のキーマンとなる。

 離島の実力校・鹿児島大島は正捕手で主将の安田秀太郎がチームをけん引。強豪校に対抗するために研究に腐心し、下級生投手の持ち味を引き出すインサイドワークを実践する頼れる捕手だ。

(記事=河嶋宗一

関連記事
神村学園の独走を食い止めるのは? 求められる「500球制限」への対応
鹿児島城西の選抜初出場に神村学園の夏・秋連覇。2020年鹿児島県高校野球3大ニュース!
元U-15戦士の現在地。野手陣もそれぞれ強豪チームの中心選手に成長

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.05

【関東】常総学院、花咲徳栄などが関東大会進出!5日の山梨準決勝で出場校がすべて決定!

2024.05.05

【春季埼玉県大会】花咲徳栄9回一挙5得点!山村学園のプロ注目左腕・西川を攻略し逆転で関東大会へ!

2024.05.05

【岩手】花巻東が第1代表掴む!大船渡、盛岡中央などが敗者復活戦で代表<春季地区予選>

2024.05.05

【福井】福井工大福井がサヨナラ勝ちで5年ぶり優勝!敦賀気比を破って北信越大会出場も決める!<春季県大会>

2024.05.05

【群馬春季大会】樹徳が10年ぶり関東大会出場!バッテリーが勝利の立役者に!

2024.05.01

春季大会で頭角を現した全国スーパー1年生一覧! 慶應をねじ伏せた横浜の本格派右腕、花巻東の4番、明徳義塾の正捕手ら入学1ヶ月の超逸材たち!

2024.04.30

大阪大などに卒業生を輩出する進学校・三国丘  文武両道を地で行く公立校は打倒・強豪私学へ「何かしてやりたい」

2024.04.30

【岩手】宮古、高田、久慈、久慈東が県大会出場へ<春季地区予選>

2024.05.01

【神奈川】関東大会の切符を得る2校は?向上は10年ぶり、武相は40年ぶりの出場狙う!横浜は6年ぶり、東海大相模は3年ぶりと意外にも遠ざかっていた春決勝へ!

2024.04.30

【山口】宇部鴻城が西京を下して7年ぶり優勝!<春季大会決勝>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>