さらなる投手王国間違いなし!日体大にドラフト候補右腕、実戦派左腕など11名の投手の凄さを解説
寺西成騎(星稜)と橋本拳汰(健大高崎)
昨秋、首都大学リーグを制した日本体育大。日本体育大のウリといえば、なんといっても投手力。
東妻勇輔(智弁和歌山出身)2018年千葉ロッテドラフト2位
松本航(明石商出身)2018年埼玉西武ドラフト1位
吉田大喜(大冠出身)2019年東京ヤクルトドラフト2位
森博人(豊川出身)2020年中日ドラフト2位
直接プロ入りした4人が2位以上という凄い育成力である。そんな日体大の育成力の高さは高校野球界に知れ渡っており、プロ注目投手や例年ならば東都、東京六大学系に進んでいてもおかしくない投手たちが入学を決めている。
寺西成騎 (星稜)
原田航介(札幌国際情報)
伊東邑航(いなべ総合)
入海勇太(京都国際)
清水 惇 (安中総合)
宮下大地(日体大荏原)
竹島俊並 (藤嶺藤沢)
飯島大斗(中京大中京)
相馬綾太(志学館)
橋本拳汰(健大高崎)
箱山 優(日体大柏)
寺西は軟式U-15代表入りし、高校1年夏で甲子園で登板。最速146キロの速球は角度がある。この4年間で、大学生トップクラスの豪腕に育つことを期待。
伊東は三重県ナンバーワン右腕として評され、常時140キロ中盤の速球、切れのあるスライダーを武器に見え独自大会優勝に貢献した右腕。
清水は軟式U-15代表入りした経験がある本格派右腕。山岡泰輔投手を彷彿とさせる投球フォームで、140キロ前後の速球、スライダーを武器に夏の独自大会では健大高崎戦で好投している。
橋本は中学時代はNOMOジャパンの経験があり、190センチを超える長身から140キロ中盤の速球とフォークを武器にする大型右腕だ。
原田は2年連続南北海道大会準優勝の本格派右腕。完成度の高い投球は期待感がある。
相馬は140キロ中盤の速球、スライダー、カーブを丁寧に投げ分ける右の好投手。
箱山は好調時、140キロ中盤の速球で押す本格派右腕で、打者としても才能は高いが、大学では投手としてレベルアップを目指す。
素材力の高さを高く評価されていた右腕・宮下は東東京でも屈指の逸材、そして下級生時から経験豊富の実戦派左腕・入海。飯島はあまり出番はなかったが、切れのある速球と変化球を丁寧に投げ分ける実戦派左腕だ。
そして竹島は戸塚リトルシニア時代、松本隆之介(横浜-横浜DeNA)と2枚看板を組んでいた好投手。当時から制球力が抜群で、何より取り組みが素晴らしく、指導者、チームから慕われていた投手だった。より自主性が問われる日体大では竹島のマインドはより生きそうだ。
本格派、制球型、実戦派左腕と大化けする可能性を持った11人の投手たち。さらなる投手王国になる予感しかしない。
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