News

さらなる投手王国間違いなし!日体大にドラフト候補右腕、実戦派左腕など11名の投手の凄さを解説

2021.01.25

さらなる投手王国間違いなし!日体大にドラフト候補右腕、実戦派左腕など11名の投手の凄さを解説 | 高校野球ドットコム
寺西成騎(星稜)と橋本拳汰(健大高崎)

 昨秋、首都大学リーグを制した日本体育大。日本体育大のウリといえば、なんといっても投手力。

東妻勇輔(智弁和歌山出身)2018年千葉ロッテドラフト2位
松本航明石商出身)2018年埼玉西武ドラフト1位
吉田大喜大冠出身)2019年東京ヤクルトドラフト2位
森博人豊川出身)2020年中日ドラフト2位

 直接プロ入りした4人が2位以上という凄い育成力である。そんな日体大の育成力の高さは高校野球界に知れ渡っており、プロ注目投手や例年ならば東都、東京六大学系に進んでいてもおかしくない投手たちが入学を決めている。

寺西成騎星稜
原田航介札幌国際情報
伊東邑航いなべ総合
入海勇太京都国際
清水 惇安中総合
宮下大地日体大荏原
竹島俊並藤嶺藤沢
飯島大斗中京大中京
相馬綾太志学館
橋本拳汰健大高崎
箱山 優日体大柏

 寺西は軟式U-15代表入りし、高校1年夏で甲子園で登板。最速146キロの速球は角度がある。この4年間で、大学生トップクラスの豪腕に育つことを期待。

 伊東は三重県ナンバーワン右腕として評され、常時140キロ中盤の速球、切れのあるスライダーを武器に見え独自大会優勝に貢献した右腕。

 清水は軟式U-15代表入りした経験がある本格派右腕。山岡泰輔投手を彷彿とさせる投球フォームで、140キロ前後の速球、スライダーを武器に夏の独自大会では健大高崎戦で好投している。

 橋本は中学時代はNOMOジャパンの経験があり、190センチを超える長身から140キロ中盤の速球とフォークを武器にする大型右腕だ。

 原田は2年連続南北海道大会準優勝の本格派右腕。完成度の高い投球は期待感がある。

 相馬は140キロ中盤の速球、スライダー、カーブを丁寧に投げ分ける右の好投手。

 箱山は好調時、140キロ中盤の速球で押す本格派右腕で、打者としても才能は高いが、大学では投手としてレベルアップを目指す。

 素材力の高さを高く評価されていた右腕・宮下は東東京でも屈指の逸材、そして下級生時から経験豊富の実戦派左腕・入海。飯島はあまり出番はなかったが、切れのある速球と変化球を丁寧に投げ分ける実戦派左腕だ。

 そして竹島は戸塚リトルシニア時代、松本隆之介横浜-横浜DeNA)と2枚看板を組んでいた好投手。当時から制球力が抜群で、何より取り組みが素晴らしく、指導者、チームから慕われていた投手だった。より自主性が問われる日体大では竹島のマインドはより生きそうだ。

 本格派、制球型、実戦派左腕と大化けする可能性を持った11人の投手たち。さらなる投手王国になる予感しかしない。

関連記事
2020年の日体大の合格者がすごい!なぜすごいのかをポジション別に解説!
出身校が大阪桐蔭、日大三、履正社…。2019年の日体大の新入生はエグイ!
【動画】篠木 健太郎に西村友哉など…リーグ優勝46回の法政大に強豪校から新入生が続々!

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.06.01

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.06.01

【愛知】報徳学園は豊橋中央にサヨナラ勝ち、豊川には黒星<招待試合>

2024.06.01

【東京六大学】早稲田大が大勝で7季ぶり優勝に大手!プロ注目スラッガー・吉納が2発、エース伊藤は8回1失点の快投見せる!

2024.06.02

福岡に逸材現る! ケガから復帰後即144キロ! 沖学園2年生エース・川畑秀輔に注目だ!

2024.06.01

センバツ出場の豊川がセンバツ準Vの報徳学園を破る!課題だった投手陣に手応え【愛知招待試合】

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.05.28

【鹿児島】鹿児島玉龍と樟南が8強へ<NHK旗>

2024.05.29

【宮崎】延岡学園と日章学園がともにタイブレークを制して4強入り<県選手権大会>

2024.05.28

【鹿児島NHK選抜大会】錦江湾が1点差勝利!出水工の追い上げ、あと1点及ばず

2024.05.28

【佐賀】佐賀商と龍谷が、ともにコールド勝ちで決勝へ<NHK杯>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉