体重で話題の埼玉西武1位の渡部健人。重量級の山川、井上は1年目から二軍で異次元の成績を残していた
渡部健人(桐蔭横浜大)
埼玉西武1位の渡部健人(日本ウェルネス-桐蔭横浜大)の入寮で話題となっている。公式のサイトでは、118キロとなっている。大学生、社会人出身で体重100キロ以上の現役選手は山川穂高(108キロ)、井上晴哉(114キロ)、頓宮 裕真(103キロ)、岩見 雅紀(108キロ)の4人のみ。他にも中田翔(108キロ)など多くの100キロ台のスラッガーがいるが、渡部の比較対象として、大学、または社会人を経験しているこの4人を上げた。では1年目の一軍成績はどうだったのか?
山川穂高(中部商-富士大) 1年目 14試合 30打数3安打 2本塁打3打点 打率.100
井上晴哉(崇徳 – 中央大 – 日本生命)36試合 2本塁打7打点 打率.211
頓宮 裕真(岡山理大附-亜細亜大)28試合 3本塁打10打点 打率.198
岩見 雅紀(比叡山-慶応大)12試合 0本塁打0打点 打率.000
少ない出場機会ながら自慢のパワーを発揮していた。2度の本塁打王を獲得した山川は1年目、ファームで77試合、21本塁打62打点、打率.321、OPS1.017と異次元の成績を残していた。井上にいたっては58試合で14本塁打、46打点、打率.377、OPS1.054。頓宮は25試合で、打率.275、3本塁打、11打点、OPS0.847と優秀な数値だ。
渡部は個性を活かし、体重110キロ~120キロ台プレイヤーとして勝負することになると思うが、このぐらいの体重は本当にスラッガータイプか外国人打者しかない。とにかく打撃面でファームでも格の違いを見せることができるか注目をしていきたい。