米留学から育成指名、会社員経て独立リーガーなど!2012年夏の甲子園に出場した木更津総合ナインのその後を紹介
高校時代の黄本 創星(木更津総合)
甲子園を沸かせた名チームを振り返るシリーズ。今回は2012年夏、第94回大会に出場を果たした千葉の名門・木更津総合ナインのその後を紹介する。
投手 黄本 創星(早稲田大)
投手 千葉 貴央(桐蔭横浜大)
二塁手兼投手 高橋 慎之介(ハーキマー・カウンティー・コミュニティー大学-読売)2014育成4位
内野手 逆井 将(桜美林大)
外野手 三國 和磨 (徳島インディゴソックス-オセアン滋賀ブラックス)
外野手 高野 勇太(関東学院大-栃木ゴールデンブレーブス-福島レッドホープス)
外野手 藤巻 力哉(中央学院大)
4年ぶり3度目の夏の甲子園となった木更津総合。しかし初戦で後に春夏連覇を達成する大阪桐蔭と対戦し2対8で敗れた。エースの150キロ右腕・黄本 創星は千葉大会では6試合で47回2/3を投げ、防御率1.13と抜群の安定感を見せた。高校卒業後は早稲田大に進学。2年春にリーグ戦デビューを果たし、通算5試合に登板し防御率4.05を記録した。
大阪桐蔭戦では5番・二塁手でスタメン出場を果たした、高橋 慎之介は高校卒業後アメリカへ野球留学した後、2014年に読売から育成4位で指名を受けプロの世界に進む。背番号は01A0で投手として2年間プレーした。
第1打席で相手先発の藤浪 晋太郎(現阪神)から本塁打を放った高野 勇太は関東学院大に進学。大学卒業後は栃木ゴールデンブレーブスに入団し独立リーガーとしての道を歩む。2020年シーズンからは福島レッドホープスでプレー。
3番・中堅手の三國 和磨は高校卒業後、4年間は会社員として働き野球から離れるもトライアウトを受け徳島インディゴソックスに入団。2019年からはオセアン滋賀ブラックスでプレーし2020年の年明けに現役引退を表明した。
独立を含め3名の選手たちがプロの舞台でプレーした2012年の木更津総合ナイン。今後の活躍ぶりにも注目だ。
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