News

東東京のライバル校、帝京と二松学舎大附のOBがゴールデン・グラブ賞を受賞

2020.12.19

東東京のライバル校、帝京と二松学舎大附のOBがゴールデン・グラブ賞を受賞 | 高校野球ドットコム
鈴木誠也と中村晃

 2020年のゴールデン・グラブ賞が発表され、球界を代表する選手たちが続々と選ばれた。その中で中村晃帝京出身)、鈴木誠也二松学舎大附出身)という東東京のライバル校出身のOBが受賞した。

 中村はプロ野球生活13年で初の獲得なったが、今シーズンは打率.271、本塁打6、打点50という成績で、4連覇に貢献。また帝京高校としては初の快挙となる1000本安打も達成。高校時代は3度の甲子園出場を経験したが、プロの世界でこれまで獲得したタイトルは2014年の最多安打のみ。今回のゴールデン・グラブ賞は自身にとっても嬉しい受賞となった。

 そんな中村の母校・帝京のライバルとして東東京でしのぎを削る二松学舎大附のOB・鈴木誠也もゴールデン・グラブ賞を受賞。2年連続4度目の獲得で今シーズンは打率.300、本塁打25、打点75という結果を残し、チームの主力として活躍し続けた。先日発表されたベストナインにも選出されており、球界を代表する選手の1人として2020年も活躍した。

 中村とは対照的に甲子園の実績はないものの、プロの世界で才能を開花させた鈴木。来シーズン以降も活躍が期待される。

 東東京でしのぎを削り合う帝京二松学舎大附。OBとして来シーズン以降も後輩たちの道しるべとなるような活躍を見せることを期待したい。

(記事:田中 裕毅)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.26

【春季関東大会】常総学院・中村虎汰郎が二刀流の活躍で決勝進出に貢献!9回にはサヨナラに繋がるヒット!投手としてはセンバツ後に再転向で連日の好リリーフ!

2024.05.26

【春季近畿大会】大阪学院大高のプロ注目ショート・今坂幸暉は3打数無安打。「第1打席がすべて」と悔やむも好守備に手応え

2024.05.26

【春季関東大会】超強力打線・帝京の快進撃が止まる! 白鷗大足利の山口・昆野を攻略できず、13年ぶりの夏への課題は「大黒柱の育成」

2024.05.26

【宮城】仙台育英が投打に圧倒して5大会連続28回目のV<春季県大会>

2024.05.26

【島根】開星、出雲が各地区で優勝<各地区大会>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.26

【春季関東大会】常総学院・中村虎汰郎が二刀流の活躍で決勝進出に貢献!9回にはサヨナラに繋がるヒット!投手としてはセンバツ後に再転向で連日の好リリーフ!

2024.05.22

【愛知・全三河大会】三河地区の強豪・愛知産大三河が復活の兆し!豊川を下した安城も機動力は脅威

2024.05.22

【春季関東大会】センバツVの両エース打ちで勝利に貢献!逆転タイムリー放った池田翔吾(常総学院)は指揮官も絶賛の打棒の持ち主!

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商