富山北部・水橋の連合チームが話題に!今、覚えておきたい過去に躍進した連合チーム
彦根翔西館のユニフォーム
今回の21世紀枠の候補校で富山北部・水橋の連合チームが話題となっている。この秋、連合チームながら北信越大会に出場を果たし、躍進を遂げた。もし連合チームが選出すれば、史上初のケース。今回、連合チームで躍進を果たしたケースを紹介したい。
まず1チーム目が豊後大野連合。これは大分三重、三重農、緒方工の連合チームで、この3校は2007年度廃校となったチームだった。その連合チームは2006年秋に強豪校を立て続けに破り、県準優勝。九州大会に出場した。惜しくも九州地区の推薦校に選ばれなかったが、連合チームで躍進を果たしたチームとして覚えておきたいチームである。
2チーム目が2016年秋に躍進した彦根翔西館と彦根翔陽である。彦根翔西館は2018年度で閉校となった彦根翔陽、彦根西が統合してできた学校で、それまで在籍していた彦根翔陽の生徒はそのまま残っていた。選手構成としては、2年生の16人は彦根翔陽、1年生の15人は彦根翔西館となっていた。この連合チームで県ベスト4まで勝ち上がり、滋賀県の推薦校に選出された。惜しくも近畿の推薦校に選ばれなかったが、忘れられない連合チームとして覚えておきたい。
(記事=河嶋宗一)