都市対抗の胴上げ投手は大阪桐蔭で甲子園を制したあの投手
3日に行われた社会人野球の第91回都市対抗野球大会は、狭山市代表のHondaが東京都代表のNTT東日本を4対1で破り、11年ぶり3回目の優勝を果たしました。
初戦の大阪市代表・大阪ガス戦で3回に11点を挙げるなどして12対5で破ると、2回戦以降は4試合中3試合が関東地区の強豪相手に苦しみながらも、見事な優勝です。
優勝の瞬間にマウンドに上がっていたのは、主将の福島 由登投手。覚えておられる方も多いと思いますが、2008年に第90回全国高校野球選手権を制した大阪桐蔭のエースです。高校と社会人で日本一となりました。青山学院大を経て入社したのは2013年。都市対抗では2回戦の壁を突破できませんでしたが、福島投手が主将としてチームをまとめ、優勝に導きました。
またHondaには2015年の第97回全国高校野球選手権大会を東海大相模で制した千野 啓二郎外野手も所属しています。今大会は17打数6安打と活躍しました。
普段は夏の高校野球地方大会と日程が重なり、注目度がそれほど高くない都市対抗野球。今年は東京オリンピックの関係で冬開催となりましたが、「この選手、高校時代に見たことある」など懐かしさに触れた方も多かったのではないでしょうか。
(記事=松倉 雄太)