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ソフトバンク1位・井上 朋也、DeNA1位・入江 大生などボーイズリーグ出身のドラフト指名選手40名

2020.11.01

ソフトバンク1位・井上 朋也、DeNA1位・入江 大生などボーイズリーグ出身のドラフト指名選手40名 | 高校野球ドットコム
井上朋也(花咲徳栄)

 日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)が、10月26日のドラフト会議で指名を受けた選手の出身チームを公表した。今年はボーイズリーグ出身の選手は40名に達し、現役選手たちの憧れの存在となった。

 まずは出身指名選手一覧から見ていこう。

◎セ・リーグ(20名)
巨人
2位 山崎 伊織 投手(東海大)明石ボーイズ
3位 中山 礼都 内野手(中京大中京)東海ボーイズ
5位 秋広 優人 内野手(二松学舎大付)江戸川ボーイズ
育1位 岡本 大翔 内野手(米子東)米子ボーイズ
育2位 喜多 隆介 捕手(京都先端科学大)小松ボーイズ
育3位 笠島 尚樹 投手(敦賀気比)鯖江ボーイズ
育11位 保科 広一 外野手(創価大)大阪南海ボーイズ

中日
2位 森 博人 投手(日本体育大)名古屋名南ボーイズ
3位 土田 龍空 内野手(近江)湖北ボーイズ
4位 福島 章太 投手(倉敷工)瀬戸内ボーイズ
5位 加藤 翼 投手(帝京大可児)岐阜可茂ボーイズ
育1位 近藤 廉 投手(札幌学院大)志村ボーイズ
育2位 上田 洸太朗 投手(享栄)高岡ボーイズ
育3位 松木平 優太 投手(精華)大阪・港ボーイズ

阪神
育1位 岩田 将貴 投手(九州産業大)福岡ボーイズ

DeNA
1位 入江 大生 投手(明治大)県央宇都宮ボーイズ

広島
6位 矢野 雅哉 内野手(亜細亜大)大阪平野ボーイズ

ヤクルト
4位 元山 飛優 内野手(東北福祉大)生駒ボーイズ
育1位 下 慎之介 投手(健大高崎)高崎ボーイズ
育3位 松井 聖 捕手(信濃グランセローズ)尾張ボーイズ

◎パリーグ(20名)
ソフトバンク
1位 井上 朋也 内野手(花咲徳栄)生駒ボーイズ
3位 牧原 巧汰 捕手(日大藤沢)座間ボーイズ
5位 田上 奏大 投手(履正社)西成ボーイズ
育3位 桑原 秀侍 投手(神村学園)熊本中央ボーイズ
育4位 早 真之介 外野手(京都国際)滋賀野洲ボーイズ
育5位 緒方 理貢 内野手(駒澤大)宮崎西部ボーイズ
育6位 居谷 匠真 捕手(明豊)和歌山岩出ボーイズ

ロッテ
1位 鈴木 昭汰 投手(法政大)土浦霞ヶ浦ボーイズ
2位 中森 俊介 投手(明石商)三田ボーイズ
3位 小川 龍成 内野手(國學院大)館林ボーイズ
育3位 山本 大斗 外野手(開星)米子ボーイズ

西武
7位 仲三河 優太 外野手(大阪桐蔭)小山ボーイズ
育2位 長谷川 信哉 外野手(敦賀気比)京都嵐山ボーイズ
育3位 宮本 ジョセフ拳 外野手(名古屋学院大)四日市ボーイズ

楽天
5位 入江 大樹 内野手(仙台育英)堺中央ボーイズ
6位 内 星龍 投手(履正社)北大阪ボーイズ

日本ハム
4位 細川 凌平 内野手(智辯和歌山)京都東山ボーイズ

オリックス
5位 中川 拓真 捕手(豊橋中央)東三河ボーイズ
育1位 川瀬 堅斗 投手(大分商)湯布院ボーイズ
育5位 佐野 如一 外野手(仙台大)土浦霞ヶ浦ボーイズ

 関西の名門・生駒ボーイズからは井上 朋也花咲徳栄)、元山 飛優(東北福祉大)の2名のプロ野球選手が誕生した。生駒ボーイズは、宮川 哲投手(埼玉西武・東海大山形出身)、中村 和希選手(東北楽天育成・大阪桐蔭出身)、植田 将太選手(千葉ロッテ育成・慶應義塾出身)とこれまで3名のプロ野球選手を輩出しており、その他にも明治大・竹田 祐投手(履正社出身)や大阪ガス・田中 誠也投手(大阪桐蔭出身)など注目のOBが多い。

 また茨城県の土浦霞ヶ浦ボーイズからも、2名のプロ野球選手が誕生した。
 千葉ロッテ1位の鈴木 昭汰(法政大・常総学院出身)とオリックス育成5位の佐野如一(仙台大・霞ケ浦出身)は同い年で、中学時代はチームメイト。同時に指名を受ける快挙となった。

 また東北楽天5位の[player]入江 大樹[/player]([team]仙台育英)を輩出した堺中央ボーイズも、筒香 嘉智(レイズ・横浜出身)や森 友哉(埼玉西武・大阪桐蔭出身)などのOBがいる名門だ。入江にも大きな期待が懸かる。

 その他では、敦賀気比笠島 尚樹が巨人に育成3位で指名を受けた。笠島は福井の名門・鯖江ボーイズの出身で、チームはこれまでにも東出 輝裕(元広島・敦賀気比出身)や天谷 宗一郎(元広島・福井商出身)、吉田 正尚(オリックス・敦賀気比出身)など多くのプロ野球選手を輩出している。まずは支配下登録を目指し、偉大な先輩たちに続くことができるか注目だ。

 ちなみに昨年のドラフト会議では24名のボーイズリーグ出身選手が指名を受けており、今年は昨年よりも16名増加する結果となった。合計の指名人数そのものが増加したため単純な比較対象はできないが、多くの選手が夢を叶えたことは同リーグの選手たちにとって大きな刺激になっているのではないだろうか。
ここから一人でも多くの選手が、一軍の舞台で活躍を見せることを期待したい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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