サイドに転向しブレイクした大江竜聖(二松学舎大附出身) 2016年に東京都からプロ志望届を提出した選手は?
大江竜聖(二松学舎大附出身)
シーズンは終盤に入ってきたプロ野球。セ・リーグでは巨人が優勝に向けて一歩ずつ前進をしているが、今年はチーム防御率3.32とエース・菅野智之(東海大相模出身)を中心とした投手陣が安定している。
強力投手陣の中で中継ぎを中心にブレークしているのがプロ4年目・大江竜聖(二松学舎大附出身)だ。今シーズンからサイドスローに転向に、12日までで12試合に登板して防御率3.14で7ホールドを記録している。
左打者に対して力を発揮してポジションを確保しつつある大江。そんな大江と言えば2014年の夏の甲子園で1年生ながらデビュー。翌春の選抜でも登板するなど、早くから存在感を発揮してプロ入りを果たした。
そんな大江とともにプロ志望届を提出した東京都の選手は以下の4名だ。
郡拓也(帝京出身):北海道日本ハム
坂倉将吾(日大三出身):広島東洋カープ
渡部健人(東京日本ウェルネス):桐蔭横浜大
長谷川宙輝(聖徳学園出身):東京ヤクルト
2016年は東京都のチームから5名がプロ志望提出。その中で4名が指名を受けて、全員が現役を続行している。なかでも坂倉、長谷川の2人は大江とともに2020年シーズンにブレークし、1軍での実績を多く積んできた。今後のさらなる成長が楽しみだ。
郡もルーキーイヤーの2017年に1軍デビューを果たし、今シーズンも5試合に出場をしており、着実に経験値を蓄えてきている。
そして指名漏れとなってしまった渡部は桐蔭横浜大で腕を磨き、大学候補合宿に呼ばれる世代屈指の打者にまで成長を遂げ、プロ志望届を提出している。ドラフト会議当日に吉報は届くのか。
今年は高校生216名がプロ志望を提出し、そのなかには大江の後輩にあたる大型の二刀流選手・秋広 優人の名前もある。渡部とともに注目しておきたいところだ。