News

8月は防御率0.00!清水達也(花咲徳栄出身)が安定のピッチング見せる!

2020.09.11

8月は防御率0.00!清水達也(花咲徳栄出身)が安定のピッチング見せる! | 高校野球ドットコム
清水達也

 今年も好投手を揃えて激戦区・埼玉県の頂点を目指して秋の大会を戦っている花咲徳栄。2017年には夏の甲子園を制したが、その時の優勝投手と言えば中日の3年目右腕・清水達也だ。

 10日に8月のスカパーファームMVP賞を受賞したことが報じられた。実際に8月の成績だけを見ると、4試合、20.1回を投げて奪三振13、被安打10、与四死球9、自責点0、防御率0.00という安定した数字を残している。

 シーズンを通じてみると、下記のような成績が残っている。
2勝2敗 防御率1.41

8試合登板、32回、打者130人、被安打22、与四死球13、奪三振25、自責点5

 勝ち星はついてきていないが、防御率1点台はしっかりと結果を残している。今シーズンは1軍での登板はまだないが、引き続き2軍でのアピールが続くことになりそうだ。

 甲子園の時と現在のフォームの比較をすると、腕の位置を少し下げたように見えるが、テイクバックからリリースまでの動きが大きくなり、スムーズに動き出していることがわかった。その結果、下半身の動きに合わせて上半身を上手く連動して使えており、力を逃がすことなくボールに伝えられていることが考えられる。

 2018年、2019年と毎年1軍のマウンドに登り続けている清水。プレーオフは今シーズンないが、チームは現在2.5ゲーム差で4位につけており、Aクラス入りが手の届くところに来ている。そんな1軍に勢いを与えるような投球を見られる日を楽しみに待ちたい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.04

1500人近くの中学生が肩肘検診を一斉に受ける!ポニーのお祭り行事・ポニーフェスタは今年も大盛況!

2024.05.04

【春季愛知県大会】注目の師弟対決の決勝、享栄が中京大中京を下して8年ぶり8回目の優勝

2024.05.04

【新潟】東京学館新潟、糸魚川がコールド勝ちでベスト16入り<春季県大会>

2024.05.04

【大阪】大阪桐蔭、大体大浪商などがベスト16で夏シード獲得、履正社は2年連続ノーシード<春季大会>

2024.05.04

【石川】日本航空石川、星稜、小松大谷、金沢学院大附が4強入り<春季県大会>

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.29

【福井】福井工大福井、丹生、坂井、美方が8強入り<春季県大会>

2024.04.29

【春季埼玉県大会】今年の西武台はバランス型!投手陣の完封リレーで初戦突破!

2024.04.29

東海大相模の149キロ右腕・福田拓翔が6回10奪三振の快投!「甲子園で150キロを投げたい」とセンバツV・健大高崎の石垣をライバルに!

2024.04.29

【石川】金沢、遊学館がコールド勝ちでベスト16入り<春季県大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>