本大会では観客を入れて開催できるように検討。9月12日開幕の秋季東京都大会の予選は無観客での開催

　29日、青山学院高等部PS講堂において2020年度秋季東京都高等学校野球大会一次予選の抽選会が開催された。

　9月12日から各24ブロックに分かれて熱戦が繰り広げられ、9月27日に本大会へ進む64校の顔ぶれが決まる予定となっている今大会。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、一次予選は野球部員、学校関係者5名を除き、一般・保護者の観戦が出来ない無観客での開催が決まっている。

　このことに関しては抽選会中に何度も伝えることで、注意喚起を促していた。武井克時理事長も「社会情勢に併せながら対策を考えないといけないですが、趣旨を理解してもらえばと思います」とコメント。

　しかし、10月17日より開催が予定されている本大会においては、「通常通りやれるように確認をしていきたい」と検討を重ねることを壇上に上がった際に語った。

　また夏と違い秋の大会は、当番校のグラウンドを借りて公式戦が行われる。そこに関しては「24校に快く受け入れてもらえた」と武井理事長が語った通り、帝京や東海大菅生など例年使っている学校が今大会も当番校となっている。

　また万が一に備えた予備の学校も準備するなど、想定外の事態に対しても万全の準備をしている。こうした学校に対して「感謝の気持ちを持ってほしい」と会場へ足を運んだ球児たちにメッセージを送った。

　そしてこの秋の本大会からシード制度が新しく導入される。「初めてシードを取り入れるので、どんな展開になるのか、楽しみですね」と武井理事長も新たな制度に期待を膨らませた。

　最後に12日から始まる熱戦を控える球児たちへメッセージをもらった。
　「家族を含め健康管理をしっかりして大会に臨んでほしいです。また、気温は落ちるので活動しやすいので、持っている力を発揮してほしいです」

　今回の抽選会には、責任教師と野球部員がそれぞれ1人ずつまでの入場に制限。入り口では消毒と検温。さらには抽選会の間は常に扉を開け、くじを引く際にはゴム手袋を着用してもらい、くじを引き終わったら消毒をしてもらうなど、感染防止に細心の注意を払われた中で開催された。

　そんな秋季大会の一次予選は9月12日から24ブロックに分かれて、各ブロックで熱戦が繰り広げられる。

◇9月12日の試合予定

◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第1ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第2ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第3ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第4ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第5ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第6ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第7ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第8ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第9ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第10ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第11ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第12ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第13ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第14ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第15ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第16ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第17ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第18ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第19ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第20ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第21ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第22ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第23ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第24ブロック

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