140キロカルテット揃える明桜か?昨秋優勝の能代松陽か?秋田独自大会決勝を制するのは?
決勝は能代松陽vsノースアジア大明桜
7月22日、秋田独自大会の決勝戦が開催される。決勝戦まで勝ち上がったのは4年連続決勝のノースアジア大明桜と6年ぶりの決勝進出の能代松陽である。
ノースアジア大明桜の強みといえば、140キロカルテットと呼ばれる強力な投手陣である。橘高 康太、長尾光、佐々木 湧生、150キロを計測した風間球打の4人だ。
プロ注目の橘高は躍動感のあるフォームから140キロ前半の速球、切れのあるスライダーで翻弄する本格派、長尾は抜群の切れ味を誇るスライダーの精度の高さは全国トップレベルで、準決勝では14奪三振。背番号1の佐々木湧生も完成度の高いフォームから140キロ前半の速球を投げ込む。
そして風間はこの3人を上回るポテンシャルの高さがあり、準々決勝で計測した150キロしたが、ボールの角度、威力ともに世代トップクラス。高速変化球も併せ持つ。
一方、能代松陽はしぶとく勝ち上がってきた。183センチの大型外野手・森岡 大翔、パワフルな打撃を見せる4番・山田柊斗が打線の軸で、投手では最速138キロ左腕・大高勇心(2年)も来年の秋田を代表する左腕になる可能性を秘めている。
両校は昨秋決勝でも対戦しており、能代松陽が2対0で勝利をしている。今大会はノースアジア大明桜がポテンシャルの高さを遺憾なく発揮しているが、接戦が期待できそうだ。
47都道府県最速で王者になるチームはどちらになるのか注目だ。
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2020秋田県高等学校野球大会