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三好-高城バッテリーがプロ入り!2011年選抜準Vの九州国際大付ナインのその後

2020.07.14

三好-高城バッテリーがプロ入り!2011年選抜準Vの九州国際大付ナインのその後 | 高校野球ドットコム
高校時代の三好匠、高城俊人

 夏の甲子園、今春開催予定だった選抜大会の代替大会が続々と決定するなど、ようやく高校野球界にとって明るい話題が湧き上がっている。そこで、ここではこれまで甲子園を盛り上げたチームと選手を振り返り、彼らのその後を追っていく。

 今回は、2011年に選抜準優勝を果たした福岡の九州国際大付ナインのその後を紹介する。

投手 三好 匠 3年(東北楽天-広島東洋)2011年3位
捕手 高城 俊人 3年(横浜DeNA-オリックス-横浜DeNA)2011年2位
捕手 鮎川 雄輔 3年(東京農業大)
内野手 平原 優太 2年(白鴎大)
内野手 花田 駿 2年(九州国際大)
内野手 時吉 誠也 2年(東京農業大)
内野手 石迫 悠摩 2年(明治大)
外野手 安藤 彰斗 3年(東京農業大北海道オホーツク-九州三菱自動車)
外野手 龍 幸之介 2年(白鴎大-三菱日立パワーシステムズ)
外野手 加藤 凌 3年(白鴎大)

 この中でエース・三好 匠高城 俊人が高卒でプロ入りを果たした。

 三好 匠は投手としては1年夏、3年夏の成績も含め、6試合に登板し、56回を防御率2.73、38奪三振の成績を残す。打者としても中軸を打ち、全9試合で打率.303、2本塁打を記録。2011年のドラフトで東北楽天に3位指名を受け、内野手としてプロの世界に足を踏み入れた。楽天で7年間プレーした後、2019年シーズンからは広島東洋でプレー。今季開幕戦・横浜DeNA戦では1点リードの8回裏一死3塁の場面で、オースティンの痛烈な打球を見事なグラブ捌きで処理し、同点を阻む好プレーで開幕勝利に貢献した。

 正捕手の高城 俊人は甲子園通算打率.591を記録。2位指名を受けた横浜DeNAでは1年目から45試合に出場。左のエース・濱口 遥大の女房役を務める。2018年にトレードでオリックスに移籍するも、今季から横浜DeNAに復帰。今季は濱口が先発を務めた6月23日の中日戦でスタメンマスクを被り、9回途中無失点と好リードした。

 2番・中堅手の安藤 彰斗は東京農業大北海道オホーツクを経て、地元チームの九州三菱自動車に進み今年で社会人5年目のシーズンを迎えた。

 2年生で5番・右翼手を務めた龍 幸之介は白鴎大に進学。1年春から試合に出場し4月7日の平成国際大戦で初本塁打を記録。1年春のシーズンで4本塁打を記録し、打点王、新人王のタイトルを獲得した。翌年の春には打率.455を記録しリーグ首位打者となる。通算92試合に出場し打率.282の成績を残した。大学卒業後は三菱日立パワーシステムズに進み、社会人1年目で出場した都市対抗では全3試合で11打数4安打2打点、打率.364の好成績を残す。今季で社会人4年目を迎えた。

 三好と高城はプロ9年目を迎え互いに第一線で凌ぎを削る。三好、高城を筆頭に2011年選抜準Vメンバーたちの今後の活躍に注目していきたい。

※記事の掲載者、掲載者の現所属、記録の事実につきましては報道各社発表の新聞記事、各野球連盟が発表する大会記録、各チームの所属調査、関係者取材により確認ができたものより掲載をしております。そのため、この情報が全ての情報ではなく、情報の一部となりますことご了承ください。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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