沖縄の両雄・興南と沖縄尚学の直近10年での直接対決を紹介
島袋洋奨(興南)、山城 大智(沖縄尚学)
近年の沖縄県高校野球の先頭を走る興南と沖縄尚学。全国の舞台でも、興南は2010年に、沖縄尚学は2014年に輝かしい成績を残した。今回は、幾度となく熱戦を繰り広げてきた両校の直近10年の対戦成績を紹介する。
2010年10月5日
第60回秋季沖縄県大会 決勝
興南 6-0 沖縄尚学
2012年4月1日
第59回春季沖縄県大会 決勝
沖縄尚学 7-0 興南
2012年10月6日
第62回秋季沖縄県大会 準決勝
沖縄尚学 3-2 興南
2013年9月22日
第63回秋季沖縄大会 2回戦
沖縄尚学 2-0 興南
2015年4月1日
第62回春季沖縄大会 準決勝
興南 2-0 沖縄尚学
2015年7月18日
第97回全国高等学校野球選手権沖縄大会 準決勝
興南 3-1 沖縄尚学
2017年4月1日
第64回春季沖縄大会 準決勝
沖縄尚学 5-3 興南
2017年10月8日
第67回秋季沖縄大会 決勝
沖縄尚学 4-1 興南
2019年7月21日
第101回全国高等学校野球選手権沖縄大会 決勝
沖縄尚学 8-7 興南
直近10年で9度対戦し沖縄尚学が6勝、興南が3勝と沖縄尚学が勝ち越している。この10年の甲子園の出場回数は、沖縄尚学が5回(春2回、夏3回)、興南が5回(春1回、夏4回)と並んでいる。また、興南は2010年に春夏連覇を達成。一方、沖縄尚学は2013年明治神宮大会優勝、2014年選抜と選手権でのベスト8が最高成績だ。どちらが優勢か断定し難い結果となった。
昨夏県大会決勝では延長13回にもつれ込む”ルーズヴェルト・ゲーム”を演じた両校。まさに互いの関係性を象徴する試合だった。今後も沖縄の名門校同士の熱い戦いに期待したい。
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