「どこかのタイミングで前向きになってくれれば」 土浦日大・小菅勲監督が現状語る
写真は2019年秋の練習の模様から
2年ぶりの聖地を目指して1年間練習を重ねてきていた土浦日大。しかし夏の甲子園の中止が決まり、道のりが閉ざされた。今回、決定を受けてからチームを指揮する小菅勲監督に電話取材でお話を聞かせてもらった。
「17時から選手たちとミーティングをしてから、18時から一緒に確認で会見を見ていました」
当日の動きを小菅監督は語る。学校と協議を重ね、選手と保護者から了承を受けたうえで寮生活を継続していたが、今回の決定をこのように語った。
「いろんなことを模索しての結果だったと思います。ご尽力いただいたと思いますし、やはり健康安全の確保が第一に来るので、理解しております」
チャレンジすることすらできないことに小菅監督も悩んだが、選手たちには、「時間をかけても良い。どこかのタイミングで前向きになってくれれば」と話しかけた。選手たちの表情が見えることに辛さを感じつつも、選手たちに言葉をかけた。
今回の事態を糧に何を学ぶのか。選手たちの今後に繋がるようなことを見出せるまで、ゆっくり時間をかけて整理してほしい。
(取材・田中 裕毅)
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