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島孝明(東海大市原望洋ー元千葉ロッテ)が剛速球でファンを沸かせた4年前の4月30日を振り返る

2020.04.30

島孝明(東海大市原望洋ー元千葉ロッテ)が剛速球でファンを沸かせた4年前の4月30日を振り返る | 高校野球ドットコム
木更津総合戦での島孝明(東海大市原望洋-元千葉ロッテ)

 これまで過去の名試合を振り返ることが多くなっている。今回、4月30日の名試合をプレーバックしたい。

 それが2016年の春季千葉県大会の東海大市原望洋vs木更津総合戦だ。木更津総合早川隆久(早稲田大)以外の底上げを目指しており、この試合で登板をしなかった。

 一方、また東海大市原望洋はエース・島孝明(元千葉ロッテ)、金久保優斗(東京ヤクルト)、倉石匠己(中央大)と能力の高い選手を揃えており、優勝を狙っていた世代だった。

 試合は東海大市原望洋が投打で木更津総合を圧倒した。まず東海大市原望洋の倉石の先頭打者本塁打で先制すると、そのまま7回まで5対0とリード。金久保も140キロ前後の速球と多彩な変化球で8回途中まで無失点の投球を見せた。

 そして8回に1点を失った金久保は降板し、ここで島が登板。島は150キロ近い快速球(平均球速146.56キロ)と高速スライダーで圧倒。何より凄かったのは剛速球を内外角に投げ分けができていたことだ。

 島の投球を目の当たりにした千葉の高校野球ファンはとても興奮をしている様子だった。

 その後、島は県大会優勝に導き、夏の大会でも無失点の好投。さらに日本代表にも選ばれ優勝に貢献した。

 昨年限りで現役引退したが、それでも2016年4月30日に見せた豪速球は未だ忘れられない。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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