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花巻東、駒大苫小牧に女子野球部が誕生!男子も女子も名門野球部なのは?

2020.04.13

花巻東、駒大苫小牧に女子野球部が誕生!男子も女子も名門野球部なのは? | 高校野球ドットコム
神戸弘陵女子・島野愛友利投手(写真は2019年夏から)

 今春、高校野球の名門校2校に女子硬式野球部が新設された。

 まず岩手の高校野球をリードし、菊池雄星大谷翔平と球界を代表する大投手を輩出してきた花巻東

 そして2004年、2005年に夏の甲子園を連覇した名門・駒大苫小牧だ。

 そこで今回は新設された花巻東駒大苫小牧を除いた全国高等学校女子硬式野球連盟に加盟している24校から、男女ともに名門校と呼ばれる学校を紹介したい。

 近年は浦和学院花咲徳栄の壁に阻まれ、甲子園に出場することはできていないものの過去には春夏ともに甲子園出場を経験している埼玉栄の女子野球部は、夏の選手権で7回の優勝を誇る名門で、春の選抜では6回の優勝を誇る。また、数多くの女子プロ野球選手を輩出している。

 同じく埼玉勢で2017年に埼玉勢初の夏の甲子園優勝を果たした花咲徳栄の女子野球部は選手権2回、選抜3回の優勝を誇り、2013年の春の選抜以来の優勝を目指している。

 栃木の名門で、男子は2016年に全国制覇している作新学院は、女子野球部も強く、昨夏の選手権で初優勝を達成した。

 選手権3回、選抜3回の甲子園出場の福知山成美の女子野球部は選手権1回の優勝と選抜2回の準優勝を記録している。

 2019年に夏の甲子園で優勝した大阪の名門履正社高校も女子野球部が強い。第18回選抜大会で初優勝を果たし、第21回選手権で準優勝に輝いている。

 また、夏1回、センバツ4回の神戸弘陵は男子だけではなく、女子野球部も注目が集まっている。創部6年目ながらすでに6度の日本一を経験しており、中学時代、ジャイアンツカップ優勝投手となった島野愛友利が主力投手として活躍しており、話題性は十分。

 2005年にセンバツ準優勝経験がある神村学園は女子野球部も強く、6回の選手権優勝と3回の選抜優勝と全国屈指の強豪校として女子高校野球を牽引している。

 今後、男女ともに硬式野球がさらに盛り上がることと男女でアベック優勝する高校が出てくることを期待したい。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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