周東佑京、砂川リチャードら将来の主力候補が揃う!2017年のホークスのドラフト戦略は成功となるのか?
左から周東佑京、砂川リチャード
23日、オリックス・バファローズと対戦した福岡ソフトバンクは10対4で勝利。そこで首脳陣にアピールしたのが、ともに一発を放った周東佑京と砂川リチャードの2人だ。
周東は昨シーズンの11月に開催されたプレミア12で代走のスペシャリストとして選出され、初優勝に貢献。一躍脚光を浴びる選手へのし上がった。そして砂川はアジアウインターリーグで2冠に輝く活躍。キャンプでも1軍キャンプに帯同し、育成選手ながら首脳陣をはじめ多くの注目を集める存在となっている。
そんな2人は2017年のドラフトで育成選手として指名を受けているという共通点がある。その年と言えば、清宮幸太郎、安田尚憲、村上宗隆など高卒スラッガーたちに注目集まったが、ホークスの育成まで含めた指名選手を振り返りたい。
1位:吉住晴斗(鶴岡東)
2位:高橋礼(専修大)
3位:増田珠(横浜)
4位:椎野新(国士舘大)
5位:田浦文丸(秀岳館)
育成1位:尾形崇斗(学法石川)
育成2位:周東佑京(東農大北海道オホーツク)
育成3位:砂川リチャード(沖縄尚学)
育成4位:大竹耕太郎(早稲田大)
育成5位:日暮矢麻人(立花学園)
育成6位:渡辺雄大(BC・新潟)
この11人の中でブレークしているのは高橋礼だろう。昨シーズンは12勝をマークして新人王獲得し、侍ジャパンにも選出。球界を代表する投手となった。4位指名の椎野新も1年目は1試合の登板だったが、昨シーズンは36試合登板し11ホールドと活躍の兆しを見せた。
そして育成指名では大竹耕太郎が目立った活躍を見せている。昨年は17試合に先発し、プロ初の完投勝利を含む5勝4敗の成績を残した。さらに砂川とともに育成選手ながら1軍に帯同する尾形崇斗も、次の大出世候補として期待を寄せられる剛腕。23日のオリックス戦でも3回投げて無失点と首脳陣へアピールした。
他にも高校時代は日本代表になり、昨シーズンに1軍デビューを果たした増田珠、田浦文丸コンビも同期入団をしている。そしてドラフト1位の吉住晴斗は1軍での登板を目指し、日暮矢麻人、渡辺雄大は育成選手として支配下登録を目指し汗を流している。
互いが切磋琢磨して成長していけば、2017年のホークスのドラフト戦略は大成功だったと言えるのではないだろうか。
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