濱地真澄(阪神)が好投!活躍し続ける九州四天王とともに2020年は飛躍のシーズンに!
福岡大大濠時代の濱地真澄(阪神)
阪神・濱地真澄(福岡大大濠出身)は11日、日本ハムとの練習試合で好投。開幕一軍へ向けて好アピールを見せた。
7回から登板した濱地は145キロ前後のストレートは回転数が高く、切れのあるスライダー、カーブをコントロールよく投げ分け、文句がつけようのない内容で3回無失点の好投。最後の打者に対しては3球三振。まるで打者を見下ろすような投球だった。
高校時代を振り返ると、2年夏、選抜に出場した九産大九州に140キロ前後の快速球を武器に完封勝利。球速表示以上に伸びのあるストレートは簡単に前に飛ばせないほどの威力があった。
ラストシーズンでは山本由伸(都城ーオリックス)、太田龍(れいめい‐巨人)、梅野雄吾(九産大九産-東京ヤクルト)とともに九州四天王として注目された。阪神からドラフト4位指名を受けると高卒3年目の昨年は21試合に登板し、2勝1敗に終わった。九州四天王のうち山本は球界で指折りの投手へ成長し、梅野は中継ぎで活躍。太田はプロ入りを果たした。濱地も負けられない思いだろう。高卒4年目を飛躍のシーズンにすることができるか注目だ。
(文=河嶋 宗一)