伊藤、早川、山崎など大学代表候補に選ばれた10名のドラフト候補の投手たち
早川 隆久（早稲田大）
先日、大学日本代表候補の35名が発表されたが、4年生投手10名はドラフト候補で、プロ志望すれば、指名の可能性も十分ある投手ばかりだった。
大学代表候補メンバー
伊藤 大海 駒大苫小牧-苫小牧駒澤大 4年
大道 温貴 春日部共栄-八戸学院大 4年
入江 大生 作詞学院-明治大 4年
中川 颯 桐光学園-立教大 4年
木澤 尚文 慶應義塾-慶應義塾大 4年
山﨑 伊織 明石商-東海大 4年
森 博人 豊川-日本体育大 4年
山野 太一 東北福祉大 4年
鈴木 昭汰 常総学院-法政大 4年
早川 隆久 木更津総合-早稲田大 4年
特に伊藤大海は昨年11月の大学代表候補合宿で、2回を投げ6人の打者に対し、4奪三振、無安打に抑える圧巻の投球。ドラフト1位候補に挙がる可能性を持っているだろう。また山﨑 伊織も150キロ前半のストレートは非常に勢いがあり、スライダーの切れ味もよく、ポテンシャルとしてはピカイチだ。森 博人も175センチながら、最速155キロを計測するという規格外のポテンシャルを持った剛腕。また常時140キロ後半の速球、130キロ後半のフォークを投げる木澤 尚文も逸材だ。
140キロ後半の速球を投げ込む大道 温貴、入江 大生もラストシーズンが見逃せない。そして右アンダーの中川 颯も130キロ前半ながら空振りを奪えるストレートとシンカーの投げ分けが絶妙で、速球派揃いの中では個性がある。
左腕では山野 太一は140キロ後半の速球と120キロ後半の切れ味抜群のスライダーを投げ分ける実力派。高校時代から勝てる投手として評判が高かった鈴木 昭汰は昨秋のリーグ戦で、防御率0.56と圧巻の投球。高校時代は140キロ前後だったが、今では140キロ後半まで球速を伸ばした。
最後に大学生ナンバーワン左腕の早川隆久は、最速151キロのストレート、高回転のカーブ、ツーシーム、カットボール、スライダーを投げ分け、さらに妥協をしない練習姿勢など、精神面でも申し分ない投手。
ただ全員が選ばれるとは限らない。例年だと投手の枠は8人～9人。新2年、3年の投手たちも実力派が多いだけに、3月16日から始まる選考合宿は熾烈な競争が繰り広げられそうだ。
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