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東海大相模、花咲徳栄が存在感 センバツ出場校出身の現役NPBプレーヤーは?【関東・東京編】

2020.01.26

東海大相模、花咲徳栄が存在感 センバツ出場校出身の現役NPBプレーヤーは?【関東・東京編】 | 高校野球ドットコム
垣越建伸(山梨学院-中日)

 1月24日に今春のセンバツに出場する32校が発表された。その32校を地区ごとにわけ、各校のOBにどれだけの現役NPBプレーヤーがいるのかを確認していきたい。今回は関東地区と東京だ。

 関東から5校、東京から1校の合計6校が選出されている。秋季関東大会のベスト4に残った4校、ベスト8から1校、東京大会優勝校の1校で合計6校となる。

 関東大会の覇者・高崎健康福祉大高崎(群馬)OBは4人がNPBでプレーしている。そのなかでは、三ツ間卓也(中日)の実績が少し抜けている。2015年育成ドラフト3位で中日入りした三ツ間は1年目のオフに支配下登録され、ここまで3年間で68試合に登板。中継ぎとして活躍している。

 2018年育成ドラフト1位で巨人に入団した山下航汰は、1年目のシーズン途中に支配下登録を勝ち取った。その後、イースタン・リーグで首位打者を獲得し、一軍でも安打を記録している有望株だ。

 山梨学院(山梨)出身の現役NPBプレーヤーは垣越建伸(中日)ただひとり。今年が高卒2年目のシーズンとなり、まだ若く一軍出場は果たせていない。

 東海大相模(神奈川)からは、これまでに多くのNPBプレーヤーが誕生している。現役では菅野智之(巨人)、田中広輔広島)、大田泰示(日本ハム)らすでに実績を残している選手が多数。それ以外にも、小笠原慎之介(中日)、大城卓三(巨人)が一軍で活躍している。昨年のドラフト会議では、遠藤成が阪神から4位で指名された。

東海大相模、花咲徳栄が存在感 センバツ出場校出身の現役NPBプレーヤーは?【関東・東京編】 | 高校野球ドットコム
小笠原慎之介(東海大相模-中日)

 関東大会ベスト4の桐生第一(群馬)は松井雅人小島脩平(ともにオリックス)ら5名(育成含む)がNPBでプレーしている。かつてのドラフト1位・藤岡貴裕(巨人)も同校のOBである。

 東京大会を制した国士舘(東京)に支配下登録選手は不在。育成契約で笠井駿(巨人)1名が在籍しているだけとなっている。

 関東・東京の6枠目に滑り込んだ花咲徳栄高校(埼玉)は、5年連続でNPBプレーヤーを輩出中。オリックスで選手会長を務める若月健矢や、トミー・ジョン手術からの復活を目指す高橋昂也広島)がOBとなる。

【現役NPBプレーヤー】
・高崎健康福祉大高崎(群馬/3年ぶり4回目)
三ツ間卓也(中日)
長坂拳弥(阪神)
湯浅大(巨人)
山下航汰(巨人)

山梨学院(山梨/2年連続4回目)
垣越建伸(中日)

東海大相模(神奈川/2年ぶり11回目)
大田泰示(日本ハム)
菅野智之(巨人)
田中広輔広島
吉田凌(オリックス)
小笠原慎之介(中日)
渡辺勝(中日)
田中俊太(巨人)
菅野剛士(ロッテ)
大城卓三(巨人)
遠藤成(阪神)

桐生第一(群馬/4年ぶり6回目)
松井雅人(オリックス)
小島脩平(オリックス)
藤岡貴裕(巨人)
フェルナンド(楽天)
石井将希(阪神)※育成契約

花咲徳栄(埼玉/4年ぶり5回目)
若月健矢(オリックス)
大瀧愛斗(西武)※登録名・愛斗
高橋昂也広島
岡崎大輔(オリックス)※育成契約
西川愛也(西武)
清水達也(中日)
楠本泰史(DeNA)
野村佑希(日本ハム)
韮沢雄也広島

国士舘(東京/2年連続10回目)
笠井駿(巨人)※育成契約

(記事=勝田 聡

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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