梅野雄吾(ヤクルト)の出身チーム・佐賀フィールドナインの選手がU-15の試合を観戦 チームメイトへエール送る
西田稀士郎、八谷晟歩と写真を撮る佐賀フィールドナインの選手たち
U-15アジアチャレンジマッチ2019に出場しているU-15日本代表は、11月23日に今治市民球場にてフィリピン代表と対戦。試合は序盤から日本代表が着実に得点を積み重ね、12対1の5回コールドで日本代表が勝利した。
この日は週末とあって、スタンドには地元の野球ファンや野球少年たちが駆けつけ、中学トップレベルの選手たちのプレーを見守った。
中でも、特に真剣な眼差しで試合を観戦していたのはフレッシュリーグの硬式野球チーム・佐賀フィールドナイン(佐賀県)の選手たちだ。今回、佐賀フィールドナインからは西田稀士郎、八谷晟歩の2選手が選出されており、二人の応援のために選手たちは深夜に佐賀を出発して車で愛媛まで駆けつけたのだ。
「当初はその予定は無かったのですが、選手たちの間でどうしても応援したいという声が上がり、急遽予定を組みました。
西田と八谷はそれぞれタイプは違うのですが、とにかく練習に取り組む姿勢が良くて右肩上がりで成長してくれました。二人がいたからジャイアンツカップにも出場できましたし、こうして日本代表にも選んでいただいてすごく光栄ですね」(若林暁生監督)
佐賀フィールドナインと言えば、東京ヤクルトスワローズのリリーフとして今年ブレイクを果たした梅野雄吾投手の出身チーム。21日までは秋季キャンプのため梅野投手も松山に滞在していた縁もあり、選手たちの憧れとなってる梅野選手に若林監督は感謝を口にした。
「実は私は21日の木曜から松山に来ていたので、ヤクルトスワローズの秋季キャンプも見に行くことができました。ジャイアンツカップに出場した際にも、梅野が選手全員を神宮球場に招待してくれて、野球の繋がりはすごいなと改めて感じましたね」
試合後には、西田、八谷と記念撮影を行った選手たち。この日は二人の出場は無かったが、初戦では西田は好リリーフを見せて八谷も2安打の活躍を見せた。
最終戦となる24日のチャイニーズ・タイペイ戦で、梅野投手にも負けない活躍を見せることが出来るか注目だ。
(記事=栗崎 祐太朗)