清原和博さん 久しぶりの野球場での登場。「やはりファンの皆様の声援は力になる」
インタビューに答える清原和博さん
11月7日、[stadium]保土ヶ谷球場[/stadium]でワールドトライアウト(WorldTryout)予選会が開催され、このプロジェクトで監督を務める清原和博さんが登場した。
12時過ぎ、清原さんの登場が近づくと、登場シーンを逃さまいと待機する報道陣、そして平日の中、[stadium]保土ヶ谷球場[/stadium]にかけつけたファンもスマホを入口に向けて清原さんを待つ。
そして清原さんが登場すると、繰り返されるシャッター音。野球ファンは「清原監督!」「清原さん!頑張って!」と声援が多く届いた。PL学園時代から世代をリードする活躍を見せてきた大スターの人気はいまもなお健在だった。
清原さんは選手を集めて朗らかな表情で「精いっぱい悔いのないようプレーをしてください」とエールを送った。その後、清原さんはネット裏で視察。そこで清原さんが目に留まった選手も何人かいるようだが、「それは秘密でお願いします」とあえて語らなかった。
そして選考試合が終わると再びグラウンドに出てファンに感謝の言葉を述べると万雷の拍手を浴び、球場を後にした。
清原さんは「久しぶりに球場に足を踏みにいれましたが、やはりいいものですし、こんな僕でも『清原さん!』と声援をいただける。改めてファンの皆様の声援というのは力になると思いました」と改めて感謝の思いを語った。
この日はスーツ姿で登場した清原さんだが、30日の本戦トライアウトでは、ユニフォームを着て登場する。この日までにはワールドトライアウトはコーチ陣を揃える予定で、「清原さんが監督をやるならばぜひ!」と協力姿勢を示す方も何人もいるという。
「ファンの皆様にユニフォーム姿を見せられるよう、それまでに僕は準備するだけです」と語った清原さん。
改めて声援の大きさを見て、球界の大スターと印象付けた。今度は元気なユニフォーム姿で神宮球場に現れることを日本の野球ファンは待ち望んでいる。
(記事=河嶋 宗一)